16.10.03 週間市場レポート(2016年9月26日~9月30日)

2016年10月3日
投資情報室
週間市場レポート
(審査確認番号H28-TB159)
(2016年9月26日∼ 9月30日)
(1)日本の株式・債券市場
株式市場の動き
 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、前
週末に米株式相場や原油相場が続落したこと
(円)
22,000
(ポイント)
(2013年1月4日∼2016年9月30日 日次)
2,000
日経平均株価(左軸)
東証株価指数(右軸)
20,000
1,800
18,000
1,600
16,000
1,400
14,000
1,200
12,000
1,000
を受け下落して始まりました。週央は、日銀
の上場投資信託(ETF)買いの思惑や中間配
当狙いの買い、原油価格の上昇が支援材料と
なり上昇しました。週末は、ドイツ銀行株の
下落が金融システム不安の拡大につながると
の警戒感が高まり下落して終えました。(週
末引け値:16,449.84円)
10,000
 週間では、日経平均株価は1.82%の下落、
東証株価指数は1.98%の下落でした。
13/01
14/01
15/01
16/01
800
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
債券市場の動き
(%)
 先週の日本債券市場(10年国債)は、前週か
ら引き続き金利は低下(価格は上昇)して始
まりました。その後は、ドイツ銀行への懸念
などから欧米債券市場が堅調に推移した流れ
1.0
(2013年1月4日∼2016年9月30日 日次)
日本 10年国債金利
0.8
0.6
0.4
を受けて買われ、28日(水)には8月24日以
来約1ヵ月ぶりの低水準をつけました。週末
は、日銀が国債買い入れオペの購入額を減額
0.2
0.0
したことから売られました(金利は上昇)。
(週末引け値:−0.089%)
-0.2
-0.4
 週間では、10年国債金利は0.044%の低下と
なりました。
13/01
14/01
15/01
16/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去
の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ご
との金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も
将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
1/2
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
(2)米国の株式市場
市場の動き
 先週の米国株式市場(NYダウ)は、一進一
(ドル)
ダウ工業株30種平均
退の展開となりました。第一回目の米大統領
選討論会でクリントン候補が優勢であったと
(2013年1月4日∼2016年9月30日 日次)
20,000
18,000
の見方から不透明感が後退したこと、石油輸
出国機構(OPEC)の会合において約8年ぶ
りの減産合意が成立したことなどから上昇し
16,000
ました。ドイツ銀行株が急落を受けて下落す
る場面もあったものの、週末は同銀と米司法
14,000
省との間で合意があったとの報道を受けて上
昇しました。(週末引け値:18,308.15ド
ル)
 週間ではNYダウは0.26%の上昇となりまし
12,000
13/01
14/01
15/01
16/01 (年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
た。
(3)外国為替市場
市場の動き
 先週の米ドル/円相場は、前週に引き続き上
昇して始まりました。週初に欧米株価が下落
(円)
130
ユーロ/円(右軸)
し、投資家のリスク回避姿勢が強まり円買い
が増加しました。週央には、OPECでの減産
(2013年1月4日∼2016年9月30日 日次) (円)
160
米ドル/円(左軸)
120
150
110
140
100
130
90
120
合意を受けた原油高や米株高などから円安米
ドル高が進行しました。週末にかけては、ド
イツ銀行の経営不安問題などから円買いが強
まる場面もありましたが、米経済指標の改善
や米長期金利上昇、ドイツ銀行への懸念の後
退などから円売り米ドル買いの優勢が続きま
した。(週末引け値:101円30銭∼40銭)
80
13/01
 週間では米ドル/円は0.33%の円安、ユーロ
/円は0.49%の円安となりました。
110
14/01
15/01
16/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去
の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ご
との金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も
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商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
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加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会