週間市場レポート - ニッセイ アセットマネジメント

2016年7月11日
投資情報室
週間市場レポート
(審査確認番号H28-TB81)
(2016年7月4日~ 7月8日)
(1)日本の株式・債券市場
株式市場の動き
 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、4日
(月) は、円相場の落ち着きなどを手掛かりに前週
(円)
22,000
(2013年1月4日~2016年7月8日 日次) (ポイント)
2,000
日経平均株価(左軸)
東証株価指数(右軸)
20,000
1,800
18,000
1,600
16,000
1,400
14,000
1,200
12,000
1,000
からの買戻し優勢が続き、2015年11月となる6日続
伸となりました。その後は、欧米株式の下落や円高、
米雇用統計の発表や10日の参院選を前に積極的
な買いは控えられ、週末まで4日続落となりました。
8日(金)は、2週間ぶりの安値水準で取引を終えまし
た。(週末引け値15,106.98円)
 週間では、日経平均株価は3.67%の下落、東証株
10,000
13/01 13/07
14/01 14/07
15/01 15/07
16/01
価指数は3.55%の下落でした。
800
16/07
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成
債券市場の動き
 先週の日本債券市場(10年国債)は、週初は10年
債入札を前に持ち高調整で売られて始まりました(金
(%)
1.0
(2013年1月4日~2016年7月8日 日次)
日本 10年国債金利
利は上昇)。その後は、入札結果が堅調であったこ
とや日銀の追加緩和への思惑などから買われ、
金利は6日(水)に一時-0.285%を付け、また20
年債が初めてマイナス金利になるなど過去最低
0.8
0.6
0.4
の水準となりました。週末にかけても、株安を受
けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、債券相場
0.2
の先高観などから 8日(金)には、一時-0.300%
0.0
と過去最低を更新しました。
-0.2
(週末引け値:-0.282%)。
-0.4
13/01
 週間では、10年国債金利は0.029%の低下となりま
した。
13/07
14/01
14/07
15/01
15/07
16/01
16/07
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とする
ものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成して
おりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示
唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●投資する
有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を
勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
1/2
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
(2)米国の株式市場
市場の動き
 先週の米国株式市場(NYダウ)は、主要な経済
(ドル)
20,000
(2013年1月4日~2016年7月8日 日次)
ダウ工業株30種平均
指標の結果を受けて上下する動きとなりました。
週初は、軟調な英サービス業PMIを受け、英国の
18,000
景気悪化が世界経済に波及する懸念が高まり
売られたものの、7日(木)は米ISM非製造業景
況指数が市場予想を上回ったことを受け上昇し
16,000
ました。その後、原油安などから株価は下落に転
じたものの、週末は米雇用統計の内容が市場予
14,000
想よりも良好な内容であったことから、米景気に対
する先行き懸念が後退し、株価は上昇しました。
(週末引け値:18,146.74ドル)。
12,000
13/01
13/07
14/01
14/07
15/01
15/07
16/01
16/07
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成
 週間ではNYダウは1.10%の上昇となりました。
(3)外国為替市場
市場の動き
 先週の米ドル/円相場は、小幅に円高が進行す
る展開となりました。週初は、英国の欧州連合
(EU)離脱決定後に広がった投資家のリスク回避
(円)
130
(2013年1月4日~2016年7月8日 日次) (円)
160
米ドル/円(左軸)
ユーロ/円(右軸)
120
150
110
140
100
130
90
120
の動きが一服し、円売り優勢で始まりました。その
後は、英国最大の不動産投資ファンドが解約を
停止したとの報道や欧州経済の先行き懸念など
から円が買われました。週末には、日本政府高官
の発言を受けて若干円売りが出たものの、円の下
値は限られました。(週末引け値:100円50銭~
60銭)。
 週間では米ドル/円は1.93%の円高、ユーロ/円
80
13/01
13/07
14/01
14/07
15/01
15/07
16/01
110
16/07
(年/月)
は2.67%の円高となりました。
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とする
ものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成して
おりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示
唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●投資する
有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を
勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
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加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会