2016年12月5日 投資情報室 週間市場レポート (審査確認番号H28-TB235) (2016年11月28日∼12月2日) (1)日本の株式・債券市場 株式市場の動き 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、前 週末比で上昇しました。週初は円高米ドル安 (円) 22,000 (ポイント) (2013年1月4日∼2016年12月2日 日次) 2,000 日経平均株価(左軸) 東証株価指数(右軸) 20,000 1,800 18,000 1,600 16,000 1,400 そ11ヵ月ぶりに年初来高値を更新しました。14,000 1,200 の進行や石油輸出国機構(OPEC)総会の結 果を見極めたいとのムードから下落してス タートしました。週央は米株高等を受けて続 伸し、12月1日(木)には1月4日以来およ 週末は米雇用統計の発表を控えた手じまい売 りが優勢となり、3日ぶりに下落となりまし た。(週末引け値:18,426.08円) 12,000 10,000 13/01 週間では、日経平均株価は0.24%の上昇、 東証株価指数は0.92%の上昇でした。 債券市場の動き 初は投資家のリスク選好が一服し、買われま した。1日(木)の10年国債入札では応札利 回りが約10ヵ月ぶりにプラス圏となり、一時 14/01 15/01 16/01 800 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ ジメントが作成 (%) 1.0 先週の日本債券市場(10年国債金利)は、週 1,000 (2013年1月4日∼2016年12月2日 日次) 日本 10年国債金利 0.8 0.6 0.4 0.035%まで上昇(価格は下落)しました。 週末は、日銀の国債買い入れオペを受けて受 給の引き締まりが意識される場面もありまし たが、欧米債券安などから売られました。 0.2 0.0 -0.2 (週末引け値:0.040%) -0.4 週間では、10年国債金利は0.002%の下落と なりました。 13/01 14/01 15/01 16/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ ジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的と するものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作 成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資 収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。 ●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。●投 資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商 品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 関東財務局長(金商)第369号 1/2 (2)米国の株式市場 市場の動き (ドル) 20,000 先週の米国株式市場(NYダウ)は、前週に (2013年1月4日∼2016年12月2日 日次) ダウ工業株30種平均 連日史上最高値を更新した反動から週初は利 益確定売りの動きが広がり、売りが優勢とな 18,000 りました。週央以降は石油輸出国機構 (OPEC)総会で減産が合意されたことを受け 16,000 た原油価格の上昇を背景に、エネルギーセク ターを中心に買いが広がりました。週末は雇 14,000 用統計がほぼ予想通りの結果となり、目立っ た取引材料がないまま小幅に下落しました。 (週末引け値:19,170.42ドル) 12,000 13/01 14/01 15/01 16/01 (年/月) 週間ではNYダウは0.10%の上昇となりました。 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ ジメントが作成 (3)外国為替市場 市場の動き 先週の米ドル/円相場は、石油輸出国機構 (OPEC)総会を控え、円を買い戻す動きが優 勢になり、週初は大幅に上昇しました。その (円) 130 (2013年1月4日∼2016年12月2日 日次) (円) 160 米ドル/円(左軸) ユーロ/円(右軸) 120 150 110 140 100 130 90 120 後は、株式相場が堅調に推移したことや、O PEC総会で8年ぶりに減産が合意されたこ と等を受け3日続落しました。週末は米雇用 統計の発表を控え、急速に進んだ円安への警 戒感から利益確定目的の円買い米ドル売りが 進み上昇しました。(週末引け値:113円55 銭∼65銭) 80 週間では米ドル/円は0.26%の円安、ユーロ /円は1.05%の円安となりました。 13/01 110 14/01 15/01 16/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ ジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的と するものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作 成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資 収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。 ●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。●投 資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商 品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 関東財務局長(金商)第369号 2/2
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