2016年7月19日 投資情報室 週間市場レポート (審査確認番号H28-TB89) (2016年7月11日~ 7月15日) (1)日本の株式・債券市場 株式市場の動き 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、最近の 欧米株式市場の上昇や円安進行を受けて投資家 (円) 22,000 (2013年1月4日~2016年7月15日 日次) (ポイント) 2,000 日経平均株価(左軸) 東証株価指数(右軸) 20,000 1,800 18,000 1,600 16,000 1,400 14,000 1,200 12,000 1,000 心理が改善し、運用リスクを取る動きが一段と強まり ました。株価は週末まで5日続伸して約1ヵ月ぶりの 高値を付けて引け、また同期間に合計で約1,390円 の上昇と、週間ベースでは1997年11月以来およそ 19年ぶりの大幅高となりました。 (週末引け値16,497.85円) 週間では、日経平均株価は9.21%の上昇、東証株 10,000 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 16/01 価指数は8.86%の上昇でした。 800 16/07 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 債券市場の動き 先週の日本債券市場(10年国債)は、週前半は (%) 1.0 (2013年1月4日~2016年7月15日 日次) 日本 10年国債金利 海外の債券安や世界的な株高の進行を背景に売 りもあったものの、日銀による追加緩和観測や需給 0.8 の引き締まりを意識した押し目買いもあって、横ばい 0.6 で推移しました。週末にかけては、欧米株高傾向の 0.4 継続や永久国債などの国債増発による需給悪化 懸念の広がりなどから売られて金利は上昇しました。 0.2 (週末引け値:-0.225%) 0.0 週間では、10年国債金利は0.057%の上昇となりま した。 -0.2 -0.4 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 16/01 16/07 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とする ものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成して おりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示 唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●投資する 有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を 勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号 1/2 加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 (2)米国の株式市場 市場の動き 先週の米国株式市場(NYダウ)は、堅調な欧州株 (ドル) 20,000 (2013年1月4日~2016年7月15日 日次) ダウ工業株30種平均 式市場を背景に買いが継続し、7/12(火)より4日 連続で過去最高値を更新しました。週半ばには、 18,000 原油価格が下落したことなどから一時売られる場面 もあったものの、週末にかけても概ね良好な中国の 主要経済指標や米国経済が底堅く推移していると 16,000 の見方などから買われました。結局前週から6営業 日連続で上昇しました。 14,000 (週末引け値:18,516.55ドル) 週間ではNYダウは2.04%の上昇となりました。 12,000 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 16/01 16/07 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 (3)外国為替市場 市場の動き 先週の米ドル/円相場は、世界的な株高を背景に (円) 130 ユーロ/円(右軸) 投資家のリスク選好姿勢が強まったことや、米景気 や主要企業の業績への楽観的な見方などからドル 買い円売り傾向が続きました。15日(金)も良好な (2013年1月4日~2016年7月15日 日次) (円) 160 米ドル/円(左軸) 120 150 110 140 100 130 90 120 米・中の経済指標を受けてドル高円安が進行しまし たが、引けにかけては持高調整やトルコでのクーデ ターの情報を背景に円買いが優勢となりました。 (週末引け値:104円80銭~90銭) 週間では米ドル/円は4.32%の円安、ユーロ/円は 4.12%の円安となりました。 80 13/01 13/07 14/01 14/07 15/01 15/07 16/01 110 16/07 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とする ものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成して おりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示 唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●投資する 有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を 勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号 2/2 加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
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