週間市場レポート - ニッセイ アセットマネジメント

2016年12月26日
投資情報室
週間市場レポート
(審査確認番号H28-TB259)
(2016年12月19日∼12月23日)
(1)日本の株式・債券市場
株式市場の動き
 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、前
週末までの連日の上昇による過熱感から利益
(円)
22,000
(ポイント)
(2013年1月4日∼2016年12月22日 日次)
2,000
日経平均株価(左軸)
東証株価指数(右軸)
20,000
1,800
18,000
1,600
16,000
1,400
14,000
1,200
12,000
1,000
確定売りが優勢となり、10営業日ぶりに下落
して始まりました。20日(火)に日銀が金融
政策の現状維持を発表すると反発し、年初来
高値を更新しました。週末は、21日(水)の
米国株式相場の下落を受けて利益確定売りが
優勢となり、下落しました。(週末引け値:
19,427.67円)
 週 間 で は 、 日 経 平 均 株 価 は 0.14 % の 上 昇 、
10,000
東証株価指数は0.44%の下落でした。
13/01
14/01
15/01
16/01
800
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
債券市場の動き
(%)
 先週の日本債券市場(10年国債金利)は、20日
1.0
(2013年1月4日∼2016年12月22日 日次)
日本 10年国債金利
(火)に日銀が金融政策決定会合において、金融
0.8
政策の現状維持を決定し、金利水準が当面低く抑
0.6
えられるとの思惑から買われました(金利は低
下)。週末も、米長期金利の低下や、日銀が新発
10年債を含む国債買い入れオペを実施したこと
が相場を支えました。(週末引け値:0.056%)
 週間では、10年国債金利は0.025%の下落となり
ました。
0.4
0.2
0.0
-0.2
-0.4
13/01
14/01
15/01
16/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的と
するものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作
成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資
収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。●投
資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商
品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
関東財務局長(金商)第369号
1/2
(2)米国の株式市場
市場の動き
 先週の米国株式市場(NYダウ)は、目立った
材料がない中、一進一退の展開となりました。
(ドル)
22,000
(2013年1月4日∼2016年12月23日 日次)
ダウ工業株30種平均
20,000
週初は金利低下を背景に高配当銘柄を中心に買
われました。20日(火)は米経済の先行きに対
18,000
する楽観的な見方から続伸し、史上最高値を更
新しました。週央以降は、クリスマス休暇を控
16,000
え、動意の乏しい展開となりました。(週末引
け値:19,933.81ドル)
14,000
 週間ではNYダウは0.46%の上昇となりました。12,000
13/01
14/01
15/01
16/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
(3)外国為替市場
市場の動き
 先週の米ドル/円相場は、週初は、前週まで急
速に円安・米ドル高が進行したことから、円の
(円)
130
ユーロ/円(右軸)
持ち高を減らす動きが優勢となりました。20
日(火)は金融政策決定会合後の記者会見にお
(2013年1月4日∼2016年12月23日 日次) (円)
160
米ドル/円(左軸)
120
150
110
140
100
130
90
120
いて、黒田日銀総裁が足元の円安について驚く
ような水準ではないなどと述べると円売り・米
ドル買いが進行しました。週末は、市場参加者
が少ない中、日本の3連休を前に積極的な取引
は控えられ方向感に欠く値動きとなり、小幅に
下落しました。(週末引け値:117円30銭∼
40銭)
80
13/01
 週間では米ドル/円は0.51%の円高、ユーロ/
円は0.45%の円高となりました。
110
14/01
15/01
16/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的と
するものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作
成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資
収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。●投
資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商
品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
関東財務局長(金商)第369号
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