16.08.29 週間市場レポート(2016年8月22日~ 8月26日)

2016年8月29日
投資情報室
週間市場レポート
(審査確認番号H28-TB124)
(2016年8月22日∼ 8月26日)
(1)日本の株式・債券市場
株式市場の動き
 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、
(円)
22,000
26日(金)にイエレン米連邦準備制度理事会
(FRB)議長の講演を控えて様子見ムード
となり、25日(木)まで4日連続で東証1部
(ポイント)
(2013年1月4日∼2016年8月26日 日次)
2,000
日経平均株価(左軸)
東証株価指数(右軸)
20,000
1,800
18,000
1,600
16,000
1,400
14,000
1,200
12,000
1,000
の売買代金が2兆円を割る中、一進一退の展
開となりました。週末にかけては、日米の金
融政策判断を見極めるための持ち高調整の売
りに押され、下落して週末の取引を終えまし
た。(週末引け値:16,360.71円)
 週間では、日経平均株価は1.12%の下落、
10,000
東証株価指数は0.60%の下落でした。
債券市場の動き
13/01
15/01
16/01
800
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
(%)
1.0
 先週の日本債券市場(10年国債)は、前週末
14/01
(2013年1月4日∼2016年8月26日 日次)
日本 10年国債金利
0.8
の米債安などを受けて下落して始まりました
(利回りは上昇)。その後は日銀の国債買入
れが弱めであったことを受けて売られる場面
もありましたが、20年国債の入札や財務省が
0.6
0.4
0.2
実施した流動性供給入札が良好な結果となり、
需要の強さが好感され買われました。週末は、
米早期利上げ観測などを受けて売られました。
(週末引け値:−0.070%)
0.0
-0.2
-0.4
13/01
 週間では、10年国債金利は0.008%の上昇と
なりました。
14/01
15/01
16/01 (年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去
の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ご
との金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も
将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
1/2
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
(2)米国の株式市場
市場の動き
(ドル)
 先週の米国株式市場(NYダウ)は、企業の
(2013年1月4日∼2016年8月26日 日次)
20,000
ダウ工業株30種平均
決算発表もほぼ一巡し、目立った材料もない
中、週末にイエレンFRB議長の講演を控え、 18,000
様子見ムードとなりました。26日(金)は、
イエレンFRB議長が「ここ数ヵ月の間に利
上げへの論拠が強まった」と発言し、また複
16,000
数高官の追加利上げの時期・回数についての
発言などから、株式は売られる展開となりま
14,000
した。(週末引け値:18,395.40ドル)
 週間ではNYダウは0.85%の下落となりまし
12,000
13/01
14/01
15/01
16/01 (年/月)
た。
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
(3)外国為替市場
市場の動き
 先週の米ドル/円相場は、週初はフィッ
(円)
130
シャーFRB副議長の発言などから早期利上
げが意識され、円売り米ドル買いがやや優勢
(2013年1月4日∼2016年8月26日 日次) (円)
160
米ドル/円(左軸)
ユーロ/円(右軸)
120
150
110
140
100
130
90
120
となりました。その後はイエレンFRB議長
の講演を前に様子見ムードが続きました。
26日(金)は、利上げの時期や回数への思
惑、米景気への前向きな見方が強まったこと
などから円安米ドル高が進行しました。(週
末引け値:101円80銭∼90銭)
 週間では米ドル/円は1.62%の円安、ユーロ
/円は0.42%の円安となりました。
80
13/01
110
14/01
15/01
16/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去
の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ご
との金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も
将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
2/2
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会