16.10.11 週間市場レポート(2016年10月3日~10月7日)

2016年10月11日
投資情報室
週間市場レポート
(審査確認番号H28-TB171)
(2016年10月3日∼ 10月7日)
(1)日本の株式・債券市場
株式市場の動き
 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、前
週のドイツ銀行をめぐる懸念が後退し、メガ
(円)
22,000
(ポイント)
(2013年1月4日∼2016年10月7日 日次)
2,000
日経平均株価(左軸)
東証株価指数(右軸)
20,000
1,800
18,000
1,600
16,000
1,400
9月の米雇用統計の発表を控えて様子見の中、14,000
1,200
バンクを含む幅広い銘柄が買われ上昇して始
まりました。その後も、円安の進行や米経済
指標の改善を受けた米株価上昇を追い風に、
4営業日連続で上昇となりました。週末は、
やや売りに押されて下落しました。(週末引
け値:16,860.09円)
12,000
1,000
10,000
 週間では、日経平均株価は2.49%の上昇、
東証株価指数は2.10%の上昇でした。
13/01
14/01
15/01
16/01
800
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
債券市場の動き
(%)
 先週の日本債券市場(10年国債)は、10年
国債の入札や、国債買い入れオペなどから一
定の需要が意識されたものの、欧米の債券市
場の軟調な推移もあって一進一退の展開とな
1.0
(2013年1月4日∼2016年10月7日 日次)
日本 10年国債金利
0.8
0.6
0.4
りました。週末にかけては、今後の日銀の姿
勢や米雇用統計を見極めたいとの雰囲気が強
く、狭い値幅での動きとなりました。(週末
0.2
0.0
引け値:−0.059%)
-0.2
 週間では、10年国債金利は0.030%の上昇と
なりました。
-0.4
13/01
14/01
15/01
16/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去
の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ご
との金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も
将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
1/2
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
(2)米国の株式市場
市場の動き
 先週の米国株式市場(NYダウ)は、週初は
(ドル)
ダウ工業株30種平均
米早期利上げへの思惑や米長期金利上昇など
を受けて下落して始まりました。週央は堅調
(2013年1月4日∼2016年10月7日 日次)
20,000
18,000
な米経済指標や原油価格の上昇が好感され上
昇しました。その後は、週末の米雇用統計を
前に売り買いが交錯する展開が続きました。
16,000
週末は、米雇用統計が強弱入り混じった内容
だったことなどを受けて方向感の乏しい展開
14,000
となり、前日比下落して取引を終えました。
(週末引け値:18,240.49ドル)
12,000
13/01
 週間ではNYダウは0.37%の下落となりました。
14/01
15/01
16/01 (年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
(3)外国為替市場
市場の動き
 先週の米ドル/円相場は、週初から4営業日連
続で下落、6日(木)には約1ヵ月ぶりの安
(円)
130
ユーロ/円(右軸)
値水準となりました。良好な米経済指標を受
けた米金利や株価の上昇により、円を売って
(2013年1月4日∼2016年10月7日 日次) (円)
160
米ドル/円(左軸)
120
150
110
140
100
130
90
120
米ドルを買う動きが優勢となりました。週末
は、急速な円安ドル高への警戒感から持ち高
調整とみられる円買いが優勢となりました。
(週末引け値:102円90銭∼103円00銭)
 週間では米ドル/円は1.61%の円安、ユーロ
/円は1.29%の円安となりました。
80
13/01
110
14/01
15/01
16/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
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の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
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将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
2/2
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会