16.08.22 週間市場レポート(2016年8月15日~8月19日)

2016年8月22日
投資情報室
週間市場レポート
(審査確認番号H28-TB119)
(2016年8月15日∼ 8月19日)
(1)日本の株式・債券市場
株式市場の動き
 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、円相
(円)
22,000
場の動向や日銀の上場投資信託(ETF)購入
(ポイント)
(2013年1月4日∼2016年8月19日 日次)
2,000
日経平均株価(左軸)
東証株価指数(右軸)
20,000
1,800
18,000
1,600
16,000
1,400
14,000
1,200
全体をけん引したことから小反発となりました。12,000
1,000
への思惑から上下する展開となりました。週初
は急速な円高進行を受けて企業の採算悪化懸念
が強まり、16日(火)にはおよそ1週間半ぶり
の安値をつけました。その後も円高の進行を受
けて下落する場面もあったものの、週末は米原
油高を受けて商社など資源関連が上昇し、相場
(週末引け値:16,545.82円)
10,000
13/01
 週 間 で は 、 日 経 平 均 株 価 は 2.21 % の 下 落 、
東証株価指数は2.08%の下落でした。
14/01
15/01
16/01
800
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
債券市場の動き
(%)
 先週の日本債券市場(10年国債)は、日銀が
9月の金融政策決定会合でマイナス金利幅の
拡大に動くのは困難との思惑が広がり、週初
は売られました(利回りは上昇)。週央は米
1.0
(2013年1月4日∼2016年8月19日 日次)
日本 10年国債金利
0.8
0.6
0.4
債券安や円高・米ドル安等を受け小幅に上下
しました。週末は米債券市場の上昇や日銀の
国債買い入れオペの実施により債券需要の引
0.2
0.0
き締まりが意識され、買われました(利回り
は低下)。(週末引け値:−0.078%)
-0.2
-0.4
 週間では、10年国債金利は0.024%の上昇と
なりました。
13/01
14/01
15/01
16/01 (年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去
の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ご
との金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も
将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
1/2
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
(2)米国の株式市場
市場の動き
(ドル)
 先週の米国株式市場(NYダウ)は、原油高
(2013年1月4日∼2016年8月19日 日次)
20,000
ダウ工業株30種平均
が商品・資源関連銘柄を押し上げたこと等を
受けて15日(月)に最高値を更新しました。 18,000
米国の早期利上げ懸念がくすぶり、上値の重
い展開もあったものの、7月開催の米連邦公
開 市 場 委 員 会 ( FOMC ) 議 事 録 に お い て
16,000
利上げを見送ったことなどが明らかになると
上昇しました。週末は、特に目立った材料が
14,000
ない中、小幅に下落して終了しました。(週
末引け値:18,552.57ドル)
12,000
13/01
14/01
15/01
16/01 (年/月)
 週間ではNYダウは0.13%の下落となりまし
た。
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
(3)外国為替市場
市場の動き
 先週の米ドル/円相場は、週初は17日(水)
(円)
130
にFOMC議事録公表を控え、米早期利上げ
(2013年1月4日∼2016年8月19日 日次)
(円)
160
米ドル/円(左軸)
の思惑などから一進一退の展開となりました。120
ユーロ/円(右軸)
150
その後はFOMC議事要旨を手掛かりに米国
利上げペースが緩やかになるとの見方が強ま
110
140
100
130
90
120
り円買い・ドル売りが優勢になったものの、
週末は、前日までの反動などから円売りが
優勢となり、下落しました。(週末引け値:
100円20銭∼30銭)
 週間では米ドル/円は1.07%の円高、ユーロ
/円は0.41%の円安となりました。
80
13/01
110
14/01
15/01
16/01 (年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘
を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる
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の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投
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商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第369号
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加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会