2016年8月1日投資情報室週間市場レポート（審査確認番号H28-TB101）（2016年7月25日∼ 7月29日）（1）日本の株式・債券市場株式市場の動き  先週の日本株式市場（日経平均株価）は、前週から引き続き３営業日連続で下落した後、日銀（円） 22,000 （ポイント）（2013年1月4日∼2016年7月29日日次） 2,000 日経平均株価（左軸）東証株価指数（右軸） 20,000 1,800 18,000 1,600 16,000 1,400 14,000 1,200 12,000 1,000 の追加金融緩和への期待から、週央には一旦反発しました。週末にかけては米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）や日銀の金融政策決定会合を控えた持ち高調整で売られた後、日銀によるマイナス金利水準の維持やＥＴＦ（上場投資信託）買入れ枠の増額（約3.3兆円から約6兆円に）が決定されると金融株を中心に上昇して週末を終えました。（週末引け値16,569.27円） 10,000 13/01  週間では、日経平均株価は 0.35 ％の下落､東証株価指数は0.36％の下落でした。債券市場の動き 800 16/01 （年/月） 15/01 出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成（%） 1.0  先週の日本債券市場（10年国債）は、週初は 14/01 （2013年1月4日∼2016年7月29日日次）日本 10年国債金利 0.8 日銀が28∼29日に開く金融政策決定会合で追加的な金融緩和に踏み切るとの思惑が相場を支え、買われました（利回りは低下）。週末は、日銀の追加金融緩和が決定したものの、 0.6 0.4 0.2 国債買い入れ増額やマイナス金利の深掘りを見送ったことで、先物や現物中長期を中心に 0.0 失望売りが膨らみました（利回りは上昇）。 -0.2 （週末引け値：−0.190％） -0.4 13/01  週間では、10年国債金利は0.030％の上昇となりました。 14/01 15/01 16/01 （年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。商号等：ニッセイアセットマネジメント株式会社金融商品取引業者関東財務局長（金商）第369号 1/2 加入協会：一般社団法人投資信託協会一般社団法人日本投資顧問業協会（2）米国の株式市場市場の動き（ドル）  先週の米国株式市場（ＮＹダウ）は、週初は（2013年1月4日∼2016年7月29日日次） 20,000 ダウ工業株30種平均ＦＯＭＣを控えた様子見ムードの中、高値警戒感などから下落して始まりました。その後、 18,000 FOMCが政策金利の据え置きを公表し、声明文も想定の範囲にとどまる内容であったことから週末までほぼ横ばいの動きとなりまし 16,000 た。（週末引け値：18,432.24ドル） 14,000  週間ではNYダウは0.75％の下落となりました。 12,000 13/01 14/01 15/01 16/01（年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成（3）外国為替市場市場の動き  先週の米ドル/円相場は、前週に一時1米ドル（円） 130 （円） 160 米ドル/円（左軸）＝107円台をつけたことによる目先の目標達成感などから円高・米ドル安基調で推移しま（2013年1月4日∼2016年7月29日日次）ユーロ/円（右軸） 120 150 110 140 100 130 90 120 した。週末は日銀が決定した追加緩和について「想定よりも小規模だった」との受け止めが広がり、円買い・米ドル売りに拍車がかかりました。（週末引け値：102円00銭∼10銭）  週間では米ドル/円は3.83％の円高、ユーロ /円は2.10％の円高となりました。 80 13/01 110 14/01 15/01 16/01 （年/月）出所：ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的とするものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。●投資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。商号等：ニッセイアセットマネジメント株式会社金融商品取引業者関東財務局長（金商）第369号 2/2 加入協会：一般社団法人投資信託協会一般社団法人日本投資顧問業協会