2.席に着くが早いか、傍らに置いたバックから大きな鏡を取り出し

讀本訂正 4A3E0094 蘇一豪
一、
2.席に着くが早いか、傍らに置いたバックから大きな鏡を取り出し、人目をは
ばかるふうもなく化粧に精を出す若い女性がいる。
3.「おばあちゃんのたんす」は、いまだにびくともしない現役で、私の手元に
ある。
15.妹は絵のコンテストに向けて、一心不乱に作品作りに取り組んでいる。
16.いらいらした気分を紛らすために、タバコに火をつけた。
18.子供たちには折に触れ動物や自然と触れ合う機会を与えている。
20.彼女にメールを出してみたが、一向に返事が来ない。
22.駅の前では、タクシーの運転手が手持ち無沙汰な様子で客を待っている。
二、
2.無論外型或顏色都沒有什麼可挑剔的。
形も色も申し分ない。
3.正面受到波及。
しわ寄せをまともに受けている。
4.天空才剛一泛白,就把學生們叫起來往堤防去了。
空が白み始めるや否や、学生みんなを起こして突堤に向かったのだという。
三、
5.
プライバシーの確立、擁護がうたわれ続けた結果、それに関する意識もかつて
ないほど高まってきている。しかしながら、プライバシーの確立が目指したも
のが、公共生活から自らを切り離し、他人と関わることなく必死でプライバシ
ーを守ろうとする「一人ぼっちの無関心」であっていいはずがない。
持續提倡擁護隱私權確立的結果,關於隱私的意識達到前所未有的高漲。但是,
隱私權的確立所希望的目標絕對不是,把自己從群體生活中切割開,不和他人接
觸拼命守護隱私的「一個人的隱私」。
6.
雇用にしても、長い間、終身雇用制度を維持するために、採用に当たっ
て、個人の素性が重要視され、出身、家族構成、学歴に始まり、本人はおろか
身内の病歴に至るまで、ありとあらゆる情報が求められた。こうした歴史的環
境のもとでは、プライバシーがなかったというよりも、日本にはそもそもプラ
イバシーの育つ土壌がなかったというのが実情だったのである。
即使是雇用,長久以來為了維持終生雇用制度,在雇用時,非常重視個人的來歷,
從出身、家族結構、學歷,別說本人了,甚至是親人的病例,所有的資訊都被要
求知道。在這樣歷史環境的基礎下,與其說是沒有隱私,不如說在日本原本就沒
有孕育隱私的土壤才是事實。
8.
国際うんぬんという催しが頻繁に開かれている。日本を国際化するために、莫
大な時間とお金が費やされてきた。様々なイベントやセミナー、シンポジウム
などで「国際」が語られてきた。国境に阻まれることなく、地球上に存在する
人種、肌の色、宗教など、多くの「違い」に妨げられることなく、「国境」を
乗り越え、「違い」を認め合おう。
國際等等各式各樣的活動頻繁地展開。為了讓日本國際化,花費了龐大的時間和
金錢。在各種活動、討論會,研討會談論著「國際」。不被國境阻饒,不去受到
地球上存在人種,膚色,宗教等等諸多的「差異」的阻礙,跨越「國際」,互相
認同「差異」。
9.
生産者が手塩にかけて栽培「本物」は眼のだまが飛び出るほどの値段がする。
日本各地の名物料理も、世界の味も、まがい物のそざいでは本場の味には程遠
い。一般消費者のせんたくしから「本物」が姿を消してしまったのである。そ
ればかりか、毎日食べ残され、賞味期限を理由に当たり前のようには遺棄され
る食品の量は、それこそはかりしれない。
生產者精心培育的「好的東西」價格向眼睛要掉出來那樣的貴。日本各地的特色
菜也好,世界各地的美味也好,用量產食材做的話和道地的味道相差甚遠。「好
的東西」已經從一般消費者的選項中消失了。不僅如此,每天吃剩的或以保存期
限為理由理所當然丟棄食物的量已無法估計。
10.
一つ一つの工程に手間をかけ、丹念に物を作り上げていく伝統的な「職人の技」
はコストがかかりすぎ、生産性の向上につながらないため、量産体制からは取
り残されていった。
在每一道過程上花費很多工夫,精心完成物品傳統「工匠的技術」由於太過花費
成本,無法提升生產量,而被量產體制中給淘汰了。