【授業科目名】 特別演習(民法改正について) 【授業科目の区分】 展開・先端科目群 【担当者】 上谷 均 【履修形態/単位】 選択科目/2単位 【配当年次/開期】 2・3年次/前期 【授業科目の内容】 この科目は、民法改正案のなかから重要項目を選んで改正内容を検討するものである。 取り上げる項目について、なぜ改正されるのかということを検討することは、とりもなお さず現行民法の論点を再確認することである。まだ改正されていないから勉強する必要が ないのではなく、まさに現在の論点を勉強することになる。 【授業科目の目標・方法】 この科目の目標は、民法改正の重要項目の検討を通じて、現行民法の論点に関する最新 情報を学ぶことである。授業は、主に「基本方針」から中間試案を経て要綱案にいたる過 程における議論を比較検討しながら進める。受講生は、毎回配布される資料を熟読して授 業に臨み、活発な議論を心がけてもらいたい。 【授業計画】 第1回 民法改正作業の概要 第2回 消滅時効 第3回 債務不履行 第4回 詐害行為取消権 第5回 債権者代位権 第6回 連帯債務/保証債務 第7回 債権譲渡 第8回 前半のまとめと課題レポートの作成①と検討 第9回 弁済 第10回 相殺 第11回 契約総則 第12回 売買契約 第13回 賃貸借契約 第14回 組合契約 第15回 後半のまとめと課題レポートの作成②と検討 【教科書・参考文献】 教科書:教科書は使用しない。改正審議に関する資料を配付する。 参考書:必要に応じて授業で指示する。 【成績評価】 下記の(1)~(3)に基づいて総合評価する。 (1) 定期試験 70%(授業で取り上げた項目に関する設例問題の予定) (2) 課題 20%(第8回と第10回に作成する課題レポートは資料を参照しながら重要 事項を確認するものである。 ) (3) 平常点(予習状況、授業中の質疑応答の状況)10%
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