群馬県と愛知県が競うキャベツ収穫量日本一

群馬県と愛知県が競うキャベツ収穫量日本一
ぐんまのデータ
○野菜の中でキャベツの収穫量は、
じゃがいも、
大根に次いで多い。
キャベツは生や漬物、
炒め物、
煮物など様々な料理で使われる万能野菜である。
○2013年におけるキャベツの収穫量を都道府県別にみると、群馬県は25万トンと愛知県の26
万トンに次いで2位となっており、この2県で全国の35.5%を占めている(図表1)。
○収穫量ではライバル関係にある両県であるが、収穫期は、群馬県が夏から秋にかけて、愛知
県は冬から春にかけてとなっているため、市場においては棲み分けができているといえる
(図表2)。
図表1 都道府県別にみた「キャベツ」の収穫量(2013年)
千トン
300
250千トン
全国2位
全国:1,440千トン
250
200
150
100
50
長
崎
愛
媛
新
潟
大
分
静
岡
埼
玉
青
森
宮
崎
兵
庫
福
岡
岩
手
熊
本
北海道
長
野
鹿児島
神奈川
茨
城
千
葉
群
馬
愛
知
0
資料:農林水産省
図表2 東京市場での「キャベツ」の月別・都道府県別入荷量推移
(2013年)
千トン
20
18
16
その他
神奈川
14
岩手
12
茨城
10
8
千葉
6
群馬
4
愛知
2
0
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10 月
11 月
12 月
注1:入荷量は、築地、大田、豊島、淀橋、葛西、北足立、板橋、世田谷、多摩ニュータウンの計9卸売市場の海外産を除く国内産の合計。
資料:独立行政法人農畜産業振興機構
(担当:小此木伸一)
群馬経済研究所・ぐんま経済
'15.6.1