平成27年度 体育科 【児童の実態における授業改善の視点】 1 楽しい授業、分かる授業の創造 ・学習のめあて(目標)の明確化 ・学習意欲を喚起する導入場面や教材等の工夫 ・学んだことを確かめる時間の確保と自己評価 2 主体的な学習活動の工夫 ・自分やグループで、考えたり試したりする機 会の設定 ・グループや全体で、話し合ったり教え合った りする学習活動の設定 ・教科の特性を生かした多様な学習活動の工夫 3 個に応じた指導の充実 ・一人一人の習熟の程度に応じた指導 ・つまずきを見付け、解決できるようにする指導 ・補充的な学習、発展的な学習など、少人数指 導を活用した組織的な指導 授業改善プラン 【指導の現状】 ―工夫していることや課題等― ○ 体力テストの結果から、巧緻性、持 久力、敏捷性、瞬発力の育成が重要 課題である。 ○ 教材、教具の整備を行い、指導計画 に即した環境整備を行っている。 ○ 学習カード等を使った授業を実施し ている。 【児童の様子】 ―本教科に取り組む児童の様子― ○ 体育を好む児童が多い。 ○ ボールを使った遊びやゲームを好む 児童が多い。 ○ 苦手な種目や運動に対して挑戦する 意欲にかける児童が見られる。 授業改善に向けて 高めたい児 授業改善のための視点 童の力 基本的な体 ○ 力の向上 基本的な動きや運動感覚について、 年間を通して養う。 具体的な取り組み ・1 単 位 時 間 の 運 動 量 を 意 識 す る 。 ま ず は 、チ ャ イ ム ス タ ー ト を 心 が け る 。次 に 実 施 領 域 の 偏 り を な く す こ と で 、様 々 な 運 動 内 容 にふれることができるように していく。 「 め あ て 」を ○ もって学習 する力 ○ ○ 低学年では、単元の「めあて」を教 ・教 師 も 安 心 し て 授 業 が 進 め ら れ る 師が示す。 よう、学習カードの共通利用を 中 学 年 で は 、「 自 分 の め あ て 」を 決 め 図る。授業に生かせる様に体育 て学習に取り組めるようにする。 授業フォルダを活用していく。 高学年では、 「自分やチームにあった ・他 学 習 と 同 様 の 流 れ 、め あ て の 提 めあて」をもって学習に取り組める 示 、振 り 返 り を 意 識 し て 授 業 を 流 ようにする。 すようにする。 ・め あ て 学 習 の サ イ ク ル を 意 識 し て 体育学習を組み立てる。 運動に積極 ○運動が苦手な児童に対し、次の支援を ・苦 手 な 児 童 に 対 す る 教 師 の 言 葉 掛 的に取り組 重視する。 け を 重 視 す る 。個 々 の 技 能 や 運 動 もうとする ・スモールステップを考慮し、安心し 能 力 を 把 握 し 、運 動 の 行 い 方 や 課 意欲 て運動に取り組める環境を設定する ( 練 習 の 場 や ル ー ル の 工 夫 な ど )。 ・個々の動きの、技能の向上(ささや かな高まりも)を称賛する。 ○運動の日常的化を図る。 題解決の仕方を工夫する。 ・四 小 ス ポ ー ツ タ イ ム で は 、意 欲 面 に焦点をあてて取り組む。 ・休 み 時 間 に 外 に 出 て 遊 ぶ よ う 声 か けをし、全力遊びの基礎を養う。 成果と課題
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