03 塩竈二小

学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料
平成27年度の取組の概要
学 校 名
研究主題
1
塩竈市立第二小学校
主な取組教科
「分かった できた もっと知りたい」わくわくする授業づくり
―考えをつなぐ学び合いの工夫を通して―
研究年次
3/3年次
本年度の主な学力向上の取組と成果
学力向上の取組
成
見通す段階 既習事項関連図で想起させる既習を精選した。
解決する学び合う段階 言葉,式,図を関連させて説明させた。
解決する学び合う段階 考えをつなぐことを意識して発問した。
振り返る段階
意図を明確にして適用問題を設定した。
解決する学び合う段階 既習を基に未習の内容を考えさせた。
振り返る段階
学習感想の観点を提示した。
公開研究会を通して,本校の取組を地域
果
評価の根拠
児童に「学習内容が分かった」と実
感させることができた。
全国学力・学習状況調査などで「授業が分かりますか」という
質問に肯定的な回答をした児童の割合が全国や県より高い。
児童に「問題を解くことができた」
と実感させることができた。
児童に「未習のことをもっと知りた
い」と思わせることができた。
地域の学校における算数の授業づく
に発信し,教師の学び合いの機会を設けた。 りの一助となった。
2
算数科
「分かったことを使って適用問題を解いているか」という意識調
査で肯定的な回答をした児童が1年次と比べて8%増えている。
学習感想に取り組み初めの頃は「∼が分かった」などの記述だっ
たが,
「もっと∼したい」という記述が多く見られるようになった。
市内の学校の指導主事訪問の指導案で,本校と同じ取組を行う実
践が見られるようになった。
残された課題と今後の方向性
課題
既習事項関連図に児童の思考のつまずきを入れながら,作成し,
実践に生かすこと。
数学的な考え方をさらに高めること。
改善の方向性
今年度の公開研究会(10 月9日)以降の研究授業では,既習事項関連図に児童の
思考のつまずきを入れて実践に生かせるよう作成していく。
来年度の校内研究は,数学的な考え方に焦点化して算数科の授業づくりに取り組
んでいく。
◆塩竈市立第二小学校 研究関連 URL:http://www.shiogama2-e.shiogama.ed.jp/