12 涌谷一小

学力向上研究指定校事業第2回連絡協議会・報告資料
平成27年度の取組の概要
学校名
研究主題
涌谷町立涌谷第一小学校
主な取組教科
主体的に学び続ける児童の育成
―「ふりかえり」をいかした算数科の授業づくりを通して―
本年度の主な学力向上の取組と成果
学力向上の取組
成果
○ 「 ふ り か え り 」を い か
認知面と情意面の「ふりかえり」を単位時間内や単元の終わりに
し た 算 数 科 の 授 業 づ く 設定し,授業づくりや学習環境整備にいかしたことにより,自力解
り
決及び集団解決の意欲の向上が見られた。
算数科
研究年次
2/3年次
1
○
視 写・聴 写 の 時 間( 毎
日 10 分 間 , 詩 の 視 写 ま
た は 聴 写 に 取 り 組 む 。)
○ 週 時 程 の 工 夫( 午 前 5
時 間 授 業 ,4・5 校 時 は
90 分 ロ ン グ タ イ ム )
継続して取り組ませたことにより,集中力が高まった。特に,聴
写を通して,よく聞こうとする姿勢が身に付いてきた。また,いろ
いろな詩に親しむことで,詩に対する興味が高まった。
午前中に集中して学習に取り組むことができた。ロングタイムを
活用し,弾力的に運用することで,授業内容を工夫できた。
残された課題と今後の方向性
課題
● 「ふりかえり」を含め,アクティブ・ラー
ニング取り入れた授業の組み立ての更なる検
討
評価の根拠
H26 年 9 月 と H27 年 7 月 の
児童の意識調査の結果の比較
・ H27 年 11 月 の 職 員 の 意 識 調
査の結果
・ ワークシートの累積
・ 児童の自己評価
・ 指導者の見取り
※ 本年度からの運用で,まだ
試みの段階である。
・
2
●
「ふりかえり」一覧表をさらに実効性のあ
るシンプルなものになるよう改訂
● 視写・聴写のより効果的な教材選定
※
改善の方向性
一単位時間の「ふりかえり」のさせ方・いかし方を検討し,精度を高めな
が ら ,本 時 の ね ら い に 合 わ せ て ,
「 ふ り か え り 」を ど こ に 位 置 づ け る か を 研 究
していく。
・ 解決場面におけるアクティブ・ラーニングの手法を取り入れた授業展開の
在り方を研究していく。
・ 上記の課題を解決しながら,さらに検討していく。
・
・
今年度の取組を振り返り,児童の発達段階に応じた教材及びより効果的な
取り組ませ方について,さらに検討していく。
現 在 , 涌 谷 町 小 中 学 校 の HP に つ い て は , シ ス テ ム 調 整 の た め 閉 鎖 中 。