栄養 豆知識 (第42回) 梅干しの栄養 梅干しの栄養①クエン酸 1. 疲労やストレスがあるとクエン酸回路の働きが落ちてきま す。そこで、梅干しや柑橘類でクエン酸を補給すると短時 間でクエン酸回路が活発に動き出し、疲労回復につながります。 2. 体内に入ったミネラルを体に吸収しやすい形に変え吸収を助ける抗酸化作 用があります。 3. おにぎりやお弁当の中に梅干しを入れると良い、というのは 梅干しには殺菌効果があるためです。 梅干しの栄養②食物繊維 1. 梅干しには水溶性と不溶性がバランスよく含まれており、水溶性食物繊維 は胃で膨らみ粘性があるため腹持ちが良くなり肥満を防止します。 2. 不溶性食物繊維は腸の動きを活発にし、排便を促進、便秘予防・改善にな ります。 梅干しの栄養③カリウム 1.ナトリウムとともに神経伝達や筋肉を正常に保つ働きをしています。 2.腎臓の余分な老廃物を尿に排泄する働きをしています。 梅干しの栄養④ナトリウム 1.③カリウム「1」の項参照。 2.胃や腸での消化液の分泌を促進し、消化吸収を助けます。 3.カリウムやマグネシウム、カルシウムとともにphを 一定に保つ働きをしています。 ※治療上、減塩などの必要がある方は過剰摂取しないようお気を付 け下さい。 栄養科
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