4step2-14の解説 - livedoor Blog

 14 二項定理を用いて,次のことを証明せよ。ただし,は以上の整数とする。



  


    のとき        
     


 のどこが?なのか?なので、予想しながら書いていきます。
まず、の不等式の証明をするために、もととなる”二項定理”を引っぱってきます。
二項定理により                     ……     …①


これは、良いよね! しかたないか~ですね。
 ①で , 

この式は  



とすると   





      



    ……    



    


 
・  ……  ・  となるので、  ・  以外の





 ・
   


・  ……  ・  の大きさが問題になるわけです。



ここで、   ,

この式は、  



 であるから,   のとき     ……     …◎ 




        










……  



の右辺の     ……    



の部分の符号を調べた式です。
そして、この  式◎ の両辺に、      
     

 





を加えると、





+ 
 ……    >       となります。そして、 を書き直すと
   


      


  ・  となって、証明は終わりです。


 ①で ,  とすると                    ……     …②
ここでも、        
分は  
                
 
 ……   となるので、問題にする部


   
 で、しかも「=」がついているので  もついてきます。

  のとき   ,  であるから     ……      この両辺に          
を加えると           +    ……    >         
よって,②から                
    
したがって         


 のとき ②から                   だから、    までの展開式。書き直して、
    
よって         


    
,から,  のとき          

