平成26年度 学力向上を図るための全体計画 ○文部科学省 中学校学習指導要領 ○東京都教育委員会の教育目標 ○墨田区教育委員会の教育目標 墨田区立吾嬬立花中学校 学校の教育目標 「生きる力(確かな学力 豊かな人間性 健康・体力)」を確実に育み、 知徳体、調和のとれた人間を育成するため、目指す生徒像として、以下 を定める。 ・進んで学び、深く考え、行動できる生徒 各教科の指導の重点 ①授業改善プランに基づき各教科での指 導法の改善を行い、生徒による授業評価 等を参考にしながら個に応じたきめ細や かな指導を実施し、基礎学力の向上に 努める。 ②授業改善全体計画に基づき、学習意欲 を高めるための各教科相互の関連を図 ったり、地域人材を活用した多様な指導 法を取り入れたりして、わかる・できる・楽 しい授業を展開する。 ③数学科、英語科では、少人数指導を全学 年で実施する中で、習熟度に応じた授業 を展開し、理科ではT.T.、少人数指導 により、個に応じたきめ細やかな指導を 行う。 ④英語科では、少人数指導に加え、授業 の中で外国人講師を積極的に活用し、 国際化に対応した人材を育てるため、コ ミュニケーション能力の育成に努める。 ⑤身近な環境問題や福祉問題を教材とし て積極的に取り入れ、これからの社会問 題に目を向け考える生徒を育成する。 ⑥近隣の幼稚園との連携を一層充実し、家 庭科の保育実習を通して幼児理解や異 年齢者への理解を深めさせ、自主的な 思いやりや慈しみのある心を育成する。 ⑦情報社会の進展に伴い、指導方法や評 価の工夫・改善を図るため、コンピュータ 等の教育機器を積極的に活用する。 学校経営方針(学力向上に関わる要点) ○教科指導の工夫 ・T.T.、少人数制授業の指導方法の多様化を図り、より効果的な指導 を工夫する。 ・評価規準を見直し、評価精度を高める。 ・教科における基礎・基本を指導要領に照らして見直し、その定着に向 けて指導方法の工夫を行う。 ○すべての教育活動において言語活動の充実を図る。 ○電子黒板など情報機器、外部人材を活用し、意欲的に学習に取り組 む生徒を育成する。 ○総合的な学習の時間の充実を図り、主体的に学ぶ意欲を醸成する。 ○朝読書を通じて読み解く力の育成を図る。 「確かな学力」の育成 本校では、学習指導要領に示され た基礎・基本の定着を図り、次のよ うな力を育成する。 ○生き生きと活動する力 学習や諸活動において満足感 や成就感をより多く味わい、次 への意欲につなげる力 応用力 ○達成する力 学習や諸活動において、困難な ことに挑戦し、苦労から逃げずに 最後までやり通す力 確かな学力 ○応用する力 学習活動や諸活動で得た知識 を智恵に変え、創造することに より実際の生活に応用する力 認 め 合 う力 ○認め合う力 学習や諸活動において互いに 評価し、学習習慣他を認める 中で自己を振り返る力 道徳教育の指導の重点 ①学校教育全体を通して、心の教育 の充実を目指し、教育相談活動を 充実させ、心身ともに健康な人とし ての生き方について自覚を深めさ せ、道徳的実践力を育成する。 ②自己の生き方を深く見つめるととも に、人権尊重の精神を養い、豊か な心をもち、互いの人格を尊重し、 感性豊かな心情と態度を育成す る。 ③道徳授業地区公開講座において 地域の方々との意見交換の場を設 け、地域に根ざした道徳教育の充 実を図る。 特別活動の指導の重点 基本的習慣 達成力 ①地域人材を積極的に活用し、多様な人 から生き方を学ぶとともに地域への関心 を深める。 ②社会事象から、個に応じた課題を発見 し、調べ学習や発表、討議を通して、こ れからの変化の激しい社会に対応した生 きる力を身につける。 ③個々の課題学習に向けた調べ学習のた めに、コンピュータの基礎的操作技術を 生かし情報活用能力を高める。 ④身近な環境・福祉教育を実践することに より、自らの生き方を学び、情操を高め る。 ・自らきたえ、心身ともに健やかな生徒 生き生きとした活動 総合的な学習の指導の重点 ・誠実で、思いやりのある生徒 ○保護者の期待や願い ①温かな人間愛 ②他人への感謝の心 ③勇気をもってやり抜く強い意志 ④自ら考え行動する力 ○生徒像 ・落ち着いた学習環境の確立と学 力の向上 ・自主的・主体的に学ぼうとする態 度 ・基本的生活習慣の育成 ・礼儀を重んじ、場所をわきまえた 適切な言動ができる力 ・謙虚な姿勢で他に学ぶ広い心 ①教師と生徒、生徒相互の望ましい 人間関係を確立し、いじめ、不登 校のない学校を目指した学級経 営、学級活動の充実を図る。 ②集団の一員としての役割を自覚さ せ、諸活動に主体的に取り組み、 自らの意志で将来を切り拓く意欲・ 態度を育成する ③学校行事、学級活動などの連携と 充実を目指し、集団の中での自主 性、創造性、行動力を培い、各自 の創意・工夫を生かした学校生活 の向上に努めさせる。 ④生徒会活動や部活動の充実を図 り、生徒の自発的、自治的活動を 支援し、健康な体と、豊かな心を備 えた生徒を育成する。 進路指導の重点 生活指導の重点 3年間を見通した進路指導計画に基づき、 ①学級指導の中で、自己を深く見つめ適性を知る 指導を行い、よりよい生き方を発見させる。 ②3年間の進路指導計画に基づいた進路学習や 職場訪問、高校訪問などの体験学習を通して、 自己実現を目指して向上しようとする意欲・態度 を養う。さらに、生涯を通して目標に向かって努 力する姿勢を培う。 ③個人面談や三者面談等の相談活動を通して個 々の生徒の進路の悩みを適切に把握し、進路 選択に当たっては、生徒の能力、適性や進路希 望等に基づいた助言・援助を組織的・計画的に 進める。 ①集団の中での規範意識を高めるとともに基本的生活習慣の確立を図り、集団と自己との関わりの中 で、よりよい人間関係を築かせる。 ②いじめや不登校への共通理解を図り、スクールカウンセラーとの連携のもとに教育相談機能の充実と 特別支援教育の理解を深め、地域の青少年健全育成委員会等関係機関の協力を得ながら生徒の 健全育成に積極的に取り組む。 ③生徒会活動、係活動、当番活動を進んで行う気持ちをもたせ、最後までやり抜く意志や態度を育成 する。 ④保健指導や学級指導を通して、心身の健康や性に関して正しく理解させる。 ⑤薬物についての正しい知識を身につけ的確な判断ができるように、専門家による指導や視聴覚教材 の積極的な活用および講話を行うことにより、薬物乱用防止教育の徹底を図る。 ⑥定期的な避難訓練や不審者対応の訓練を通して日頃より危機に対処する心構えをもたせ、自己防 衛能力を養う。 ⑦学校休業日等は、それぞれの生徒が家庭や地域の一員としての自覚をもち、地域の諸行事やボラン ティア活動などの地域社会活動に自ら進んで参加するよう指導する。 本校の授業改善に向けた視点 指導内容・指導方法の工夫 教育課程編成上の工夫 校内における研究や研修の工夫 ○7月までの授業について生 ○数学科、英語科で少人数指 ○都パートナーシップ学力向上 徒評価、自己評価を行い、 導により個に応じた指導の工 事業に基づく数学の取り組み その結果をもとに中期的な 夫を図る。 をもとに全教科での効果的な 指導改善の目安を立てる。 ○理科でT.T.少人数指導によ 指導方法の研究を実施する。 ○朝学習と土曜授業を活用し、 り観察・実験を重視した指導 ○年間8回の校内研修会を計画 国数英の基礎学力の向上を を行う。 的に行い、年1回の校内研究 図る。基礎学力コンテストを ○授業時間の確保を図るため 授業を実施し、各教科相互の 年4回実施する。 年間行事を鑑み、行事指導 連携を図り、指導法の改善に ○朝読書一万ページの取り組 時間の短縮化を図る。 取り組む。教科指導の工夫に みと、読書リストの作成を通し ついて研究し、教員相互の意 て、読書活動を推進する。 欲と資質の向上を目指す。 評価活動の工夫 家庭や地域との連携の工夫 ○各教科・領域の年間指導計画 ○外部指導員を導入し、テスト前 評価計画を作成し、実践して に英数理の放課後すみだ塾を いく中で状況を見直し、より評 実施する。3年生を中心に放課 価の精度を高めていく。 後学習クラブを実施する。 ○年度初めに、各教科の年間 ○学校公開日において、広く地 学習計画と評価の観点及び 域、保護者に授業のを公開し 評価の方法、評価規準を保護 し、教科指導への理解を求め 者・生徒に配布し、生徒が学 る。 習していく上での目安を示す ○年度末に保護者及び地域に対 ようにする。 して外部評価を実施する。
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