扱いにくいチームメンバーに対処 する

チームメンバーエンゲージメント
取り上げられている
コンピテンシー:
主要なコンピテンシー
カテゴリー:
• 態度—
友好的、前向き、熱心な態度を
維持できる。
• 影響力—
全員にとって Win Win な環境
に向けて絶えず状況を動かし、
人々に刺激を与えることができ
る。
• 衝突解決—
見解の相違により隔てられてい
た人たちを和解させる。
関連するコンピテンシー
カテゴリー:
• 対外的配慮—
複数の視点から物事を見ること
ができる。責任に影響する課題
に絶えず対応できる。
• 対人スキル—
組織の内外で信頼と尊敬に基づ
く堅固な対人関係を一貫して築
くことのできる能力がある。
• コミュニケーション—
有意義な情報の提示(口頭・書
面)と組み合わせたアクティ
ブ・リスニングを通じて個人と
組織の能力を向上させられる。
• チームワーク—
組織目標を最も効果的に達成す
るために業務、人、リソースを
組織できる。
扱いにくいチームメンバーに対処
する
概要
人はしばしば無意識のうちに否定的な態度をとったり、他人の態度への対処の
仕方が分からなかったりすることがあります。これはチームの機能不全の一因
となっています。扱いにくい人への対処は、秩序を乱す行動を特定し、グルー
プ反応の力学と各段階を理解し、率直さと戦術的に問題に取り組むことから始
めなくてはなりません。
背景
成功するチームは、全員が同じビジョン、職業倫理、相互コミットメントを共
有する時に存在する生産的な方法で対応しています。現実の世界では、チーム
で仕事をする状況は必ずしもこうは行きません。メンバーの中にはより仕事が
しやすく楽しくやりがいのあるものにしてくれる人もいます。中には、仕事を
必要以上に難しくする人も時々います。
チームメンバーやチームリーダーであるあなたの役割として、扱いにくいメン
バーにエンゲージして、チームとして素晴らしい成果を挙げようと努力するこ
とが求められます。チームの各メンバーの扱いやすさが例え均等でないと感じ
ていても、これを行う必要があります。このモジュールでは、チームの有効性
に混乱をきたす行動のパターン、チームの機能不全の力学、チームを順調に運
営するための原則、そして扱いにくいメンバーをチームの文化に溶け込ませる
方法について学びます。
このモジュールを終えて、期待できる効果:
チームの有効性を乱す行動パターンを認識する
チームの機能不全の力学を理解する
生産的なチーム関係を維持するための原則に従う
扱いにくいチームメンバーのための行動変化プロセスを実践する