市民は、身近なところで必要な知識や技術を学ぶことができ、学んだことを

平成 27 年度
施策評価表シート1
施策評価表シート1
施策統括課 社会教育課
総合 分野 4 第 章 豊かな心を育み、楽しく学習できる社会の実現
計画
体系 施策№ 29 施 策 名 生涯学習の推進
関 係 課 名
課 長 名
(施策統括責任者)
中島 博樹
図書館、総務法制課、協働推進課
目指す
目指す成果(平成26年の状態)
市民は、身近なところで必要な知識や技術を学ぶことができ、学んだことを社会生活にいかしたり、生きがい
を持って暮らしている。
1.施策の
施策の対象と
対象と対象指標
対象(誰、何を対象としているのか)*人や自然資源等
市民
単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績) 26年度(実績)
対象指標
A
市民
人
236,057
235,692
236,357
235,350
236,004
235,469
234,429
B
C
2.施策の
施策の意図と
意図と成果指標
意図(この施策によって対象をどう変えるのか)
成果指標
仕事や学校以外で、何らかの知
り組みをしている人の割合
身近なところで必要な知識や技術を学ぶことができ、学んだことを社会生活に生かしたり、生きがいを持っ
て暮らしている市民を増やす。
市民の学習や活動のあり方においては、個人の生きがいや自己実現に加えて、共同社会・地域コミュニティ
の発展のため、社会の形成者としての資質を育成(社会教育法第1条「教育の目的」より)するような、他者
との連携、社会参画意識の醸成、地域の課題解決活動の推進を目指す。
26年度
単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績)
A 識や技術を身に付けるための取 %
B 市立公民館及び生涯学習セン
人
ターの年度利用者数
40.3
-
37.8
-
38.8
32.1
34.7
33.4
691,897
693,212
674,861
705,469
(上段:目標)
(下段:実績)
50.0
33.10
710,000
719,758
C
D
E
成果指標の測定企 A:行政管理課が実施する「市民意向調査」により把握する。
画(実際にどのよう (仕事や学校以外で、何らかの知識や技術を身につけるための取り組みをしていますか)
に実績値を把握す B:公民館及び生涯学習センターからの実績報告により把握する。
るか)
A: 2006年4月:佐賀市民意向調査結果 35%
2003年5月:内閣府大臣官房広報室調査(15歳以上)結果 48.5%
2004年2月:佐賀県調査結果 48.8% 共に佐賀市より高い状況にある。
目標設定の考え方 このため、平成26年度の目標値については、全国平準を目指すと共に、「市民の2人に1人が取り組んでいる」という50%を目標とし
(平成26年度) た。
B:公民館及び生涯学習センターについては稼働率が高く、今年度、平成26年度の目標を上回ったため、平成26年度の目標値を微増さ
せた。
3.施策のコスト
施策のコスト のコスト 項目
事業費(事務事業の事業費合計)
人件費
合計
20年度
1,010,895
327,730
1,338,625
21年度
620,034
346,016
966,050
22年度
885,195
361,992
1,247,187
23年度
902,113
382,746
1,284,859
24年度
932,845
377,048
1,309,893
25年度
791,665
386,238
1,177,903
単位:
単位:千円
26年度
648,726
396,960
1,045,686
施策評価表シート2
施策評価表シート2
4.施策の
施策の特性・
特性・状況変化・
状況変化・住民意見等
①この施策の役割分担をどう考えるか(協働による住民と行政の役割分担)
ア)住民(事業所、地域、団体)の役割(住民が自助でやるべきこと、地域やコミュニティが共助でやるべきこと、行政と協働でやるべきこと)
市民は、豊かで充実した人生を送るために、職業能力の向上や地域課題解決への適切な対応など、絶えず新しい知識・技術の習得を必要と感じ
ている。そのため、
・あらゆる機会を通じて、多くの市民が主体的に学習を行う。
・自ら学習成果を、社会や地域に還元するよう努める。
・公民館、生涯学習センター等の運営・活動を理解し、積極的に参加・協力する。
イ)行政の役割(市がやるべきこと、都道府県がやるべきこと、国がやるべきこと)
生涯学習に関する様々な情報を提供し、広く学習環境の整備を行うとともに、市民の学習や課題解決への取り組みが活発化するような働きかけ
を行う。
・多様な学習機会の提供を図るため、公民館等の事業を推進するとともに、図書館の機能を高め、県・大学・民間事業者との役割分担と相互の連
携を推進。
・地域の実情に合った生涯学習施設の整備、運営。
・市民を社会貢献活動に導き、活動をとおして力量を高めていくような公民館の社会教育機能を充実させる。
②施策を取り巻く状況(対象者や根拠法令等)は今後どのように変化するか?
・高齢社会の進展、団塊の世代の退職などにより、生涯学習のニーズが高まると予想される。
・企業で培った技術や能力を持つ団塊世代が地域に戻るため、地域の活性化が期待される。
・人権、男女共同参画、環境、
、高齢者 題、国 理解、団塊世代の地域回 等の 代的課題に対する社会教育での取り組みが求められ
る。
・公民館等については、生涯学習活動の拠
けでなく、地域活動の拠 としての役割も求められている。
健康
問 際
帰 現
点だ
点
③この施策に対して住民(対象者、納税者、関係者)、議会からどんな意見や要望が寄せられているか?また、その意見・要望にどう対応するのか
・公民館等について、コミュニティづくりのための役割を果たすことへの期待が大きくなっており、今後の公民館のあり方(「公民館の一本化」「職員
3名体制」)を見据え、地域コミュニティの推進方針とあわせた公民館の整備及び活用を検討していく。
・図書館利用の推進には、市民のニーズに沿った図書資料を収集する必要がある。そのためには、図書資料費予算の確保が重要であるとの意
見があった。今後とも、市民のニーズの把握に努め、資料を整備していくこととする。
5.施策の
施策の前年度成果結果の
前年度成果結果の振返り
振返り
評
価
評
価
理
由
達成度
(単年度目標 (H26実績/H26目標))
必要性(市民・社会ニーズ)
○
市(役所)の裁量余地の大小
○
達成している
増加している
かなり大きい ○
概ね達成
横ばい
どちらかとい
えば大きい
どちらかといえ
ば小さい
達成していない
減少している
かなり小さい 余地なし
・達成度:「市立公民館及び生涯学習センターの年度利用者数」は、前年度値及び目標を上回った。しかし、「仕事や学校以外で、何らかの
知識や技術を身に付けるための取り組みをしている人の割合」は、前年度値及び目標を下回った。
・必要性:施策の目標達成には、多様な生涯学習の機会の提供及び周知が求められており、また、地域コミュニティの推進のためにも人材
育成の必要性は増加していると考える。
・裁量余地:公民館で行う事業や、図書資料の充実など市の裁量に委ねられる事業が多いため。
6.これまでの総括
これまでの総括
「目指す成果」の達成度
成果指標
達成できた
○
概ね達成できた
少し遅れている
単位 当初目標値 H22達成度 H23達成度 H24達成度 H25達成度 H26達成度
仕事や学校以外で、何らかの知識や技
評 術を身に付けるための取り組みをして %
市立公民館及び生涯学習センターの年
人
度利用者数
大幅に遅れている
指標の達成度
50
77.6%
64.0%
69.4%
66.8%
66.2%
少し遅れている
700,000
98.8%
99.0%
96.4%
100.8%
102.8%
達成できた
価
7.施策の
施策の課題認識
施 策 の 課 題 (関係部)
・H26年度に策定した第2次公民館等施設整備計画に基づき、計画的に生涯学習施設の充実を図っていく必要がある。(社会教育
部、総務部)
・公民館の一本化にあわせて、公民館職員体制の具体的な整理を行う必要がある。(社会教育部、総務部、企画調整部)
・あわせて、地域コミュニティの拠点として、公民館の地域課題解決のためのファシリテート能力の向上及び地域人材育成の取り組み
が必要である。(市民生活部)
・情報提供を担う図書館では、利用登録者数及び利用者の満足度は増加しているものの来館者数、利用者数は減少している。今後
の課題として、利用者のニーズに合った資料確保の検討を行うとともに、図書館利用の推進のため、引き続き、広報、イベント等を実
施して、市民が図書館に親しむ機会を作っていくことが必要であると考える。(社会教育部)