4-1 子育て支援の充実

平成 27 年度
総合 分野 4
計画
体系 施策№ 26
関 係 課 名
施策評価表シート1
施策評価表シート1
施策統括課 保育幼稚園課
第4章 豊かな心を育み、楽しく学習できる社会の実現
施 策 名 子育て支援の充実
課 長 名
(施策統括責任者)
一番ヶ瀬昭広
こども家庭課、福祉総務課、緑化推進課
目指す
目指す成果(平成26年の状態)
子育て世代が、大きな不安や負担を感じることなく、子育てに誇りと喜びを感じ、子どもを生みたいと思う人
が安心して子どもを生み育てることができている。
1.施策の
施策の対象と
対象と対象指標
対象(誰、何を対象としているのか)*人や自然資源等 子育て世代
単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績) 26年度(実績)
対象指標
A
B
人口
人
中学生以下の子どもを持つ世帯数 世帯
236,057
235,692
236,357
235,350
236,004
235,469
235,162
21,078
21,000
21,000
21,000
21,000
21,000
21,000
C
2.施策の
施策の意図と
意図と成果指標
意図(この施策によって対象をどう変えるのか) 1.子育て中の親が子育てに大きな不安や負担を感じることがない。
2.子どもを生みたいと思う人が安心して子どもを生み育てることができる。
成果指標
A
子育てに大きな不安や負担を
感じている市民の割合
B
合計特殊出生率
単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績)
%
60.1
53.5
52.6
48.9
48.6
54.6
人
1.44
1.46
1.48
1.49
1.50
1.56
26年度
(上段:目標)
(下段:実績)
48.0
56.5
1.58
1.55
C
D
E
A)行政管理課が実施する市民意向調査で、中学生以下の子どものいる世帯に対して「子育てに大きな不安や負担を感
じているか」について質問し、結果を把握する。
成果指標の測定企 B)厚生労働省が発表する人口動態統計により把握する。
画(実際にどのよう
に実績値を把握す
るか)
目標設定の考え方
(平成26年度)
A)「子育てに大きな不安や負担を感じている市民の割合」は、平成23年度実績において48.9%となっており、平成26年
度目標値50.0%をすでに達成していたため、平成26年度の目標値を48.0%に上方修正している。B)「合計特殊出生率」
は、平成25年度目標値を達成していたため、平成26年度の目標値を1.58に上方修正している。
3.施策のコスト
施策のコスト のコスト 項目
事業費(事務事業の事業費合計)
人件費
合計
20年度
7,328,798
729,884
8,058,682
21年度
7,960,085
748,705
8,708,790
22年度
10,613,120
757,620
11,370,740
23年度
11,164,762
792,454
11,957,216
24年度
10,870,205
810,704
11,680,909
25年度
10,707,867
731,231
11,439,098
単位:
単位:千円
26年度
11,153,998
763,123
11,917,121
4.施策の
施策の特性・
特性・状況変化・
状況変化・住民意見等
施策評価表シート2
施策評価表シート2
①この施策の役割分担をどう考えるか(協働による住民と行政の役割分担)
ア)住民(事業所、地域、団体)の役割(住民が自助でやるべきこと、地域やコミュニティが共助でやるべきこと、行政と協働でやるべきこと)
・親が子育てに責任をもち、子どもに基本的な生活習慣や社会のルールなどを身につけさせる。
・すべての市民は、子育て中の家庭を社会全体で支える意識を持つとともに、地域でも子どもに目を向けて子育て支援に積極的に関わっていく。
・子育て中の親が同じ子育てをする仲間として地域での子育て活動等に関わり、子育てを終えた後も、地域の子育て支援を行っていく。
・事業所も子育て環境を整える役割を担っていることを自覚して、子育て中の従業員が子育てと仕事の両立ができるような環境を整えていく。
イ)行政の役割(市がやるべきこと、都道府県がやるべきこと、国がやるべきこと)
・子育て世代に対して、子育ての経済的負担の軽減を図る。
・育児の不安や悩みを解消するために、子育てに関する情報提供と相談・支援体制の充実を図る。
・保育所・幼稚園での保育サービスの充実や放課後児童クラブの整備を推進する。
・子育てサークルとの連携を強化し、地域における子育て力の向上を図る。
②施策を取り巻く状況(対象者や根拠法令等)は今後どのように変化するか?
・子ども・子育て関連3法の成立により、平成27年度からは認可保育所同様に、認定こども園、幼稚園等にも共通の給付が行われるとともに、子ど
も・子育て支援事業計画に基づき、保育所の待機児童解消に向けて、新たな保育施設の設置及び地域子育て支援事業の推進が図られる。
・同様に、平成27年度からは放課後児童クラブの対象者が拡大され、小学校に就学している児童となる。
・少子化は進行しているが、共働き家庭の増加、対象児童の拡大等により、保育所や放課後児童クラブの利用需要は、増加する傾向にあるが、定
員等の問題によりそれらの施設を利用できない児童が増えてくる。
・男性も女性も子育てをしながら安心して働き続けるワークライフバランスの考え方の浸透、あるいは地域の子育て支援の充実が求められている。
・全国の児童相談所における児童虐待の対応件数は増加し、子どもに関わる悲惨な事件も絶えない現実はさらに深刻化すると考えられる。
・離婚、未婚出産によるひとり親家庭に対し、自立を促進するための経済的な支援や就労支援は、継続していく必要がある。
③この施策に対して、住民(対象者、納税者、関係者)や議会からどんな意見や要望が寄せられているか?また、それにどう対応するのか?
・ひとり親家庭の自立、子育て・生活支援、就労支援はなされているが、児童扶養手当の増額等経済的援助を望まれている。
・現物給付の拡大により利便性が高まったことや、学齢期の入院助成の開始は歓迎する意見がある一方で、小学生までの通院医療費助成の拡大
の要望がある。
・保育所入所については、通常の保育所入所ばかりでなく、一時保育、障がい児保育等の充実に対する要望がある。
・児童クラブへの入会待ち児童が出ている校区では、クラブ室の整備について要望が寄せられているため、施設整備や支援員の確保に努める。ま
た、長期休業中の開設時間繰り上げ等の要望があるため8時30分から8時へと変更する。
5.施策の
施策の前年度成果結果の
前年度成果結果の振返り
振返り
○ 概ね達成
達成していない
達成度
) 達成している
評 必要性(市民・社会ニーズ) ○ 増加している
横ばい
減少している
価 市(役所)の裁量余地の大小
どちらかといえ
かなり小さい 余地なし
かなり大きい ○ どちらかとい
えば大きい
ば小さい
6%→56.5%となっているが、主に施策の対象としている乳幼児の子育て世
評 ・達成度:子育てに大きな不安や負担を感じている市民の割合が54.
代である20代では、51.
1
→38.
0
%と大きく減少している。また、事務事業ごとの成果の実績が目標を達成している事業が多い。
価 ・必要性:市民意識調査においては、子育て支援の充実の重要度は89.8%に達しており、その必要性を裏付けている。
理 ・裁量余地:子ども・子育て支援法に基づく子ども・子育て支援事業計画に沿って、市の子育て支援の充実を図っている。
由
(単年度目標 (H26実績/H26目標)
6.これまでの総括
これまでの総括
「目指す成果」の達成度
成果指標
評 子育てに大きな不安や負担を感じてい
る市民の割合
合計特殊出生率
価
7.施策の
施策の課題認識
○ 概ね達成できた 少し遅れている
大幅に遅れている
達成できた
指標の達成度
%
50.0 95.1% 102.2% 102.9% 91.6% 88.5% 概ね達成できた
人
1.52 97.4% 98.0% 98.7% 102.6% 102.0% 達成できた
単位 当初目標値 H22達成度 H23達成度 H24達成度 H25達成度 H26達成度
施 策 の 課 題 (関係部)
◎ こども教育部
■経済的格差が進展する中で、子どもの貧困、ひとり親家庭の貧困が、より深刻なものになってきており、緊急に対応を図る必要がある。
■ひとり親家庭の子どもの貧困率は、54.6%と高く、ひとり親家庭の自立を促進するための経済的支援や就労支援を継続していくことが求められ
ている。
■保育・幼稚園にかかる保護者の負担感が大きく、負担軽減が求められている。
■保育所の待機児童は、一園待機児童を含めると平成25年度末でこの5年間で最も多い330名となっており、続く平成26年度も依然として保育
ニーズの高さを示している。保育士不足により児童受け入れ困難なケースも多く、保育士の抜本的な処遇改善も課題である。
■児童クラブの入会待ち児童が毎年度発生しており、施設整備と支援員確保が課題となっている。
■児童クラブ、保育所及び幼稚園においては、障がいの診断までに至らないが、特別な支援を要する子どもが増加し、子どもの安全確保のため
の施設拡充と適切な対応のできる人材配置が求められている。
■保育所、児童館や児童センターは、建物、設備等の経年劣化のため改修の必要が生じている。
■母子生活支援施設(高木園)は、耐震診断において危険度の高い建物という診断がなされており、改築が必要である。
■児童虐待の背景には夫婦間不和、経済的困窮、母親の産後うつ、世代間連鎖等さまざまな要因があり、その要因も複雑化が顕著となってい
る。この複雑化した要因を抱える家庭に対応するためには、福祉・医療・子育て等の専門的立場でのコーディネートや関係機関のネットワークの
強化が課題である。
◎保健福祉部
■医療費助成は平成23年度に小学生の入院助成を開始し、平成24年度には就学前まで現物給付をするようにし、中学生の入院助成
まで拡充したが、通院までの拡充を求める声がある。医療費助成として本当に必要な助成のあり方について検討していく。