平成 27 年度 総合 分野 3 計画 体系 施策№ 15 関 係 課 名 施策評価表シート1 施策評価表シート1 施策統括課 都市政策課 第3章 自然と調和した個性的な美しいまちの実現 施 策 名 計画的な土地利用の推進 課 長 名 (施策統括責任者) 干潟隆雄 建築指導課、北部建設事務所、南部建設事務所 目指す 目指す成果(平成26年の状態) 計画的な土地利用が行われ、秩序あるまちづくりができている。 1.施策の 施策の対象と 対象と対象指標 佐賀市民 対象(誰、何を対象としているのか)*人や自然資源等 対象指標 A 佐賀市の人口 単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績) 26年度(実績) 人 236,057 235,692 236,357 235,350 236,004 235,469 235,162 B C 2.施策の 施策の意図と 意図と成果指標 意図(この施策によって対象をどう変えるのか) 成果指標 A 土地利用に関するルール 数 市街地の拡大による新たな都市基盤の整備を抑制し、中心市街地や地域拠点にコンパクトにまと まったまちづくりを進める。地区計画や建築協定などによるまちづくり手法を活用するため、土地利 用上の規制内容を市民自身が理解し、市域全体や個々が住む地区の秩序ある良好な地域環境の 形成を目指して、市民主体による土地利用計画を策定する。 26年度 単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績) 箇所 16 16 16 16 17 17 (上段:目標) (下段:実績) 20 17 B C D E 土地利用に関するルール数は、 成果指標の測定企 1)特別用途地区:7箇所(文教地区 2箇所、第1種特別業務地区:1箇所、第2種特別業務地区:1箇所、第3種特別業 画(実際にどのよう 務地区:2箇所、特別工業地区:1箇所) に実績値を把握す 2)高度地区:1箇所 3)高度利用地区:1箇所 4)風致地区:2箇所 5)地区計画:4箇所 6)建築協定:2箇所 るか) であり、これらを指定する箇所数をもって測定の数とする。 (上記箇所数は、H26年度末の実績値) 目標設定の考え方 秩序ある土地利用を進めるためには、その必要性、規制内容など市民の十分な理解が重要であり、市民の理解を得 (平成26年度) ながら着実に進める必要があることから、概ね1年間に1箇所の指定を目標とした。 3.施策のコスト 施策のコスト のコスト 項目 事業費(事務事業の事業費合計) 人件費 合計 20年度 26,474 130,074 156,548 21年度 21,388 114,460 135,848 22年度 35,390 98,227 133,617 23年度 26,745 93,221 119,966 24年度 38,371 99,943 138,314 25年度 25,103 100,725 125,828 単位: 単位:千円 26年度 24,802 85,206 110,008 施策評価表シート2 施策評価表シート2 4.施策の 施策の特性・ 特性・状況変化・ 状況変化・住民意見等 ①この施策の役割分担をどう考えるか(協働による住民と行政の役割分担) ア)住民(事業所、地域、団体)の役割(住民が自助でやるべきこと、地域やコミュニティが共助でやるべきこと、行政と協働でやるべきこと) ・土地利用の規制・誘導の基準や趣旨を理解し、良好な市街地の形成及び環境保全に努める。 ・都市計画提案制度の活用や建築協定の策定など、市民主体のまちづくりを推進する。 イ)行政の役割(市がやるべきこと、都道府県がやるべきこと、国がやるべきこと) ・都市計画の仕組 や各種制度について、 的な啓発を行う。 ・市民主体による地 計画や建築協定の策定を する。 ・土地利用方 に た な規制・誘導を行う。 み 区 針 沿っ 適正 積極 支援 ②施策を取り巻く状況(対象者や根拠法令等)は今後どのように変化するか? ・人口減少や少子高齢化が進展する中、効率的で持続可能な都市経営の観点から、コンパクトな都市構造の実現を目指す必要がある。 ・都市計画法第34条第11号の規定に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の施行により、既存集落の活性化や市外流出人口の抑制 等に一定の効果が見られる一方で、市街地の空洞化や優良農地の減少など新たな課題が顕在化しつつある。 ③この施策に対して、住民(対象者、納税者、関係者)や議会からどんな意見や要望が寄せられているか?また、それにどう対応するのか? ・都市計画法第34条第11号の規定に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例に基づく開発は、相対する効果と課題が共存することから、 その評価は様々である。現在、都市計画基礎調査で収集した情報をもとに、今後の土地利用のあり方について慎重に検証中である。 ・開発・建築行為の許可基準の明確化や許可審査事務の効率化、審査期間の短縮などが求められている。今後も引き続き、土地利用の制度や 基準等について周知・啓発を行いながら、住民の理解度を高めていくことが重要である。 5.施策の 施策の前年度成果結果の 前年度成果結果の振返り 振返り 評 価 評 価 理 由 達成度 (単年度目標 (H26実績/H26目標)) 必要性(市民・社会ニーズ) 市(役所)の裁量余地の大小 ○ ○ 達成している 増加している かなり大きい ○ 概ね達成 横ばい どちらかとい えば大きい どちらかといえ ば小さい 達成していない 減少している かなり小さい 余地なし ・達成度:概ね達成している。 ・必要性:住民のまちづくりへの関心は高まりつつあり、きめ細かなルールづくりの必要性は増している。 ・裁量余地:土地利用の規制・誘導は、市民の意向等を踏まえながら進めていくものであるが、(各種制度の導入など)自治体の裁量余地も 大きい。 6.これまでの総括 これまでの総括 「目指す成果」の達成度 成果指標 評 土地利用のルール数 価 7.施策の 施策の課題認識 達成できた ○ 概ね達成できた 少し遅れている 単位 当初目標値 H22達成度 H23達成度 H24達成度 H25達成度 H26達成度 箇所 20 72.7% 72.7% 85.0% 85.0% 85.0% 大幅に遅れている 指標の達成度 概ね達成できた 施 策 の 課 題 (関係部) ・秩序あるまちづくりを進めるためには、市民等との合意形成が必要不可欠となることから、都市計画の仕組みや各種制度について 住民等に対し積極的な周知・啓発を行う必要がある。 ・都市計画法第34条第11号の規定に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例の施行により、市街化調整区域における開発・ 建築行為が増加している。このため、各種法規制や開発許可制度の運用などによる適正な土地利用の規制・誘導が必要である。 ・国土調査事務は、平成26年度で川副町内の調査が完了し、残る旧佐賀市内の未実施地区については、平成28年度から調査を再 開する計画である。再開に当たっては、地権者への説明を十分に行い、調査を着実に進めていけるよう体制を整備する必要がある。
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