3-6 都市緑化の推進

平成 27 年度
施策評価表シート1
施策評価表シート1
施策統括課 緑化推進課
総合 分野 3 第 3章 自然と調和した個性的な美しいまちの実現
計画
体系 施策№ 20 施 策 名 都市緑化の推進
関 係 課 名
課 長 名
(施策統括責任者)
酒見幸治
北部建設事務所、南部建設事務所
目指す
目指す成果(平成26年の状態)
市内全体がみどりにあふれ、市民はみどりとの触れ合いに満足し、自然と共存している。
1.施策の
施策の対象と
対象と対象指標
対象(誰、何を対象としているのか)*人や自然資源等 市民
単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績) 26年度(実績)
対象指標
A
市民人口
人
236,057
235,692
237,501
236,740
235,273
234,732
235,215
B
C
2.施策の
施策の意図と
意図と成果指標
意図(この施策によって対象をどう変えるのか) 市内はみどりが豊かでうるおいがあり、みどりとの触れ合いに満足と感じている市民の割合
を増加させる。
成果指標
単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績)
市内はみどりが豊かでうる
A おいがあり、みどりとの触
れ合いに満足と感じている %
市民の割合。
B 市民一人当たりの都市公
㎡
園面積
63.5
66.7
68.5
66.9
66.7
67.3
6.7
6.7
6.9
6.9
7.0
7.2
26年度
(上段:目標)
(下段:実績)
70.0
70.3
8.1
7.27
C
D
E
A: 市民意向調査における「市内はみどりが豊かでうるおいがあり、みどりとの触れ合いに満足している
か」という設問に対して、「満足している」および「やや満足している」と回答された人の割合。
成果指標の測定企 B: 市民一人当たりの都市公園面積。
画(実際にどのよう
に実績値を把握す
るか)
A:平成25年度のみどりに関する市民の満足度では約67%となっており、 「みどりあふれるまちづくり条例」に基づき、
市民がみどりにふれあう機会を増やすとともに、みどりの質や量を向上させる等の取組みにより、平成26年度について
目標設定の考え方 は3%上乗せした70%を目標として設定した。
(平成26年度) B:市民一人当たりの都市公園面積は、平成25年度の実績で7.2㎡を達成し、少子高齢化等による将来的な人口減
少傾向も視野に入れて、0.9ポイント上乗せした8.1㎡に目標を設定した。
3.施策のコスト
施策のコスト のコスト 項目
事業費(事務事業の事業費合計)
人件費
合計
20年度
571,968
108,172
680,140
21年度
708,807
80,824
789,631
22年度
646,626
83,299
729,925
23年度
362,730
81,281
444,011
24年度
831,702
86,972
918,674
25年度
387,615
83,513
471,128
単位:
単位:千円
26年度
357,108
77,671
434,779
施策評価表シート2
施策評価表シート2
4.施策の
施策の特性・
特性・状況変化・
状況変化・住民意見等
①この施策の役割分担をどう考えるか(協働による住民と行政の役割分担)
ア)住民(事業所、地域、団体)の役割(住民が自助でやるべきこと、地域やコミュニティが共助でやるべきこと、行政と協働でやるべきこと)
緑化の推進は行政の力だけでは限界があり、その必要性を理解して、敷地内の緑化や地域の緑化を行う。また、公園の維持管理や市の緑化推
進の施策に関して、協働という形でできることを実施する。
イ)行政の役割(市がやるべきこと、都道府県がやるべきこと、国がやるべきこと)
緑化に関する市民・事業者への啓発活動を行うとともに、公共施設の緑化(国・県に対しても要請)を始め、市民が行う緑化活動の支援や協働に
よる地域緑化を推進する。また、公園の適正な維持管理と併せて、公園・広場の少ない校区については、地域の状況やニーズを踏まえて計画的
に設置を進める。
②施策を取り巻く状況(対象者や根拠法令等)は今後どのように変化するか?
都市における景観や休憩・休息場所として、さらにはコミュニティの場としての機能など、緑地や公園・広場の効用は市民に認知されており、当面
は横ばいで推移すると思われる。今後、地球温暖化による気候変動等により、良好な都市環境を守り育てる意味から、緑化推進や公園の整備等
に関する重要性が高まることが予想される。
③この施策に対して、住民(対象者、納税者、関係者)や議会からどんな意見や要望が寄せられているか?また、それにどう対応するのか?
平成25年11月に実施した「みどりに関する市民アンケート」では、みどりあふれるまちづくりに関心を示した人の割合が
を め、
市の
のみどりを積極的に増やしていくべきが
、少なくとも 状維持が 5 と くの要望が寄せられている。また、校区によっては公園・広場
の新設要望が寄せられており、公園の適正かつ計画的な 置およ 地域環境緑化支援をはじめ、
度等のみどりを守り、 り育て、
共に行動するといった事業に取り んでいく。なお、議会からも、市民の意 を踏まえて緑化の推進や公園・広場の設置を要望する意見が され
ており、こうした取 みをしっかりと進めていきたい。
将来
組
組
5.施策の
施策の前年度成果結果の
前年度成果結果の振返り
振返り
評
価
評
価
理
由
達成度
(単年度目標 (H26実績/H26目標))
39%
配
現
4%多
び
向
○
○
達成している
必要性(市民・社会ニーズ)
増加している
市(役所)の裁量余地の大小
かなり大きい ○
保存樹保護制
概ね達成
横ばい
どちらかとい
えば大きい
約80% 占 佐賀
創
出
どちらかといえ
ば小さい
達成していない
減少している
かなり小さい 余地なし
・達成度 : 緑化推進の啓発効果や官民協働による積極的な緑化活動等で「市内はみどりが豊かでうるおいがあり、みどりとの触れ合い
に満足と感じている市民の割合」は目標達成したが、H26年度は新規の公園開設がなく、「市民一人当たりの都市公園面積」は目標達成で
きなかった。
・必要性 : 緑化の推進は、依然として高い水準で求められており、当面は横ばいで推移するものと思われる。
・裁量余地: 比較的公園・広場の少ない校区を優先して設置を進める必要がある。加えて、その他の公園の中から開設を行うことにより、
市民一人当たりの都市公園面積を増やすことができるため、どちらかといえば裁量の余地は大きい。
6.これまでの総括
これまでの総括
「目指す成果」の達成度
成果指標
達成できた
7.施策の
施策の課題認識
概ね達成できた
少し遅れている
単位 当初目標値 H22達成度 H23達成度 H24達成度 H25達成度 H26達成度
%
評 市内はみどりが豊かでうるおいがあり、みどりとの
市民一人当たりの都市公園面積
㎡
価
○
大幅に遅れている
指標の達成度
70.0
97.8%
95.6%
95.3%
96.1%
100.4%
達成できた
8.1
85.2%
85.2%
86.4%
88.9%
89.8%
少し遅れている
施 策 の 課 題 (関係部)
(課題)
・みどりが環境やコミュニティの場、都市景観および防災等に果たす役割について、市民全体の共通認識の保持および醸成。
・公園の施設をはじめ、既存のみどりを守り育てていくには、適正な維持管理費が前提となるが、残念ながら年々減少傾向が続いて
いる。
・事業所等の緑化については、設置や維持管理に要するコスト等の問題を抱えている。
・市民一人当たりの公園面積は、全国平均の7割程度に留まっている。但し、将来的には分母となる人口の減少が推定されているこ
とから、性急な開設は得策ではないと考える。