3-7 農業振興地域の保全

平成 27 年度
施策評価表シート1
施策評価表シート1
施策統括課 農村環境課
総合 分野 3 第 章 自然と調和した個性的な美しいまちの実現
計画
体系 施策№ 21 施 策 名 農業振興地域の保全
関 係 課 名
課 長 名
(施策統括責任者)
岩永光弘
農業振興課、農業委員会、選挙管理委員会、北部建設事務所、南部建設事務所
目指す
目指す成果(平成26年の状態)
農業振興地域において、整備された優良農地が保全されている。
1.施策の
施策の対象と
対象と対象指標
対象(誰、何を対象としているのか)*人や自然資源等 農業振興地域において整備された優良農地
単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績) 26年度(実績)
対象指標
A 農業振興計画区域面積 ha
22,149
22,149
22,149
22,149
22,149
22,149
22,149
B
C
2.施策の
施策の意図と
意図と成果指標
意図(この施策によって対象をどう変えるのか)
成果指標
農業振興地域において、整備された優良農地を保全する
単位 20年度(実績) 21年度(実績) 22年度(実績) 23年度(実績) 24年度(実績) 25年度(実績)
A 農業振興地域における農
ha
業用地面積
11,453
12,699
12,698
12,695
12,689
12,687
26年度
(上段:目標)
(下段:実績)
12,674
12,689
B
C
D
E
農業振興地域における農用地からの除外及び編入面積を把握する。
成果指標の測定企
画(実際にどのよう
に実績値を把握す
るか)
目標設定の考え方 現在、国をあげて食料自給率の向上に取り組んでおり、食料生活基盤である農地の保全が重要となっている。
目標設定にあたっては、優良農地の維持に努めながらも、社会経済上必要な公共事業等、開発予定面積を考慮し設定
(平成26年度) する。
3.施策のコスト
施策のコスト のコスト 項目
事業費(事務事業の事業費合計)
人件費
合計
20年度
1,170,441
435,172
1,605,613
21年度
1,707,822
356,660
2,064,482
22年度
2,860,891
365,874
3,226,765
23年度
3,816,368
408,115
4,224,483
24年度
1,133,859
361,868
1,495,727
25年度
1,214,314
352,127
1,566,441
単位:
単位:千円
26年度
1,171,339
333,031
1,504,370
4.施策の
施策の特性・
特性・状況変化・
状況変化・住民意見等
施策評価表シート2
施策評価表シート2
①この施策の役割分担をどう考えるか(協働による住民と行政の役割分担)
ア)住民(事業所、地域、団体)の役割(住民が自助でやるべきこと、地域やコミュニティが共助でやるべきこと、行政と協働でやるべきこと)
農業者は、農地を活用し農業経営の安定を図ることで農地を保全する。
農業者は、良好な生産環境の構築を協調して実施する。
市民は、農用地区域の保全意識を向上させる。(開発意識の抑制)
市民は、農業用水路や農地など農業用施設を社会基盤として維持管理することについて協働意識を確立する。
イ)行政の役割(市がやるべきこと、都道府県がやるべきこと、国がやるべきこと)
農地の利活用調整を支援する。
農用地開発の抑制を図る。
農業施設基盤整備を推進する。
集落内環境(道路及び水路)整備を支援する。
農村集落内の環境整備に関する協働意識の醸成を支援する。
②施策を取り巻く状況(対象者や根拠法令等)は今後どのように変化するか?
国では、農振法、農地法等の改正が行われ、農用地区域からの除外が厳格化された。
市では、農業振興地域整備計画に基づき、農用地区域及び農地の整備・保全計画を明確化し、優良農地の確保を図っていく。
農業者の高齢化が進み、また担い手の減少から耕作放棄地が増加することが考えられる。
農業用施設の老朽化と農村集落内の環境保全に関する共同意識が低下することで、環境整備が遅れることが懸念される。
③この施策に対して、住民(対象者、納税者、関係者)や議会からどんな意見や要望が寄せられているか?また、それにどう対応するのか?
農家から、農業用施設維持管理等の経済的支援が求められており、材料支給、浚渫補助等の支援制度をPRし活用の推進を図る。
農村集落居住者から、農村環境改善が求められているため、事業メニューの中から適切な事業を選択し積極的に取り組む。
農業者団体から、早期の北山ダム改修事業を求められていたが、関係団体との調整がつき、平成24年度から平成29年度まで農業振興事業に取
り組む。
議会・農業者団体から、クリーク法面崩壊改修に対する要望があり、国営及び県営事業での事業の進捗を図っている。
5.施策の
施策の前年度成果結果の
前年度成果結果の振返り
振返り
達成している
○ 概ね達成
達成度
評 必要性(市民・社会ニーズ) ○ 増加している
横ばい
価 市(役所)の裁量余地の大小 かなり大きい ○ どちらかとい どちらかといえ
えば大きい
ば小さい
(単年度目標 (H26実績/H26目標))
評
価
理
由
達成していない
減少している
かなり小さい 余地なし
達成度:優良農地の保全は図られており、概ね達成と考える。
必要性:食の安全性や地球温暖化による食料自給率への不安等住民の農業振興に対する関心は増加している。
市(役所)の裁量余地の大小:
これまでは、国県営事業による農業用施設等のハード整備が中心であったが、これからは、土地改良区等の関係機関との連携や地域住
民の協力を得ることにより、こうした施設の多面的機能を十分に発揮させていくことが市の重要な役割となる。また、佐賀市の重要な産業で
ある農業と農村の目指すべき姿とその実現方法を具体的に示した、第2次佐賀市農業振興基本計画(平成26年度策定)に基づいて佐賀市
農業の振興策を実施していく。
6.これまでの総括
これまでの総括
「目指す成果」の達成度
評
価
成果指標
農業振興地域における農業用地面積
7.施策の
施策の課題認識
○ 概ね達成できた 少し遅れている
大幅に遅れている
達成できた
単位 当初目標値 H22達成度 H23達成度 H24達成度 H25達成度 H26達成度
指標の達成度
ha
12674 100.2% 100.2% 100.1% 100.1% 100.1% 概ね達成できた
施 策 の 課 題 (関係部)
■ほ場整備事業により整備された水路における法面崩落による水路機能低下の解消が必要である。
農村環境課、北部建設事務所、南部建設事務所
■市街地周辺の未整備地区において、生産性の高い大規模水田地域の整備を推進する必要がある。
農業振興課、農業委員会、農村環境課
■農業の生産を支える農村集落の生活環境向上を図る必要がある。
農村環境課、北部建設事務所、南部建設事務所
■多面的機能を有する農地及び農業用施設の有効活用を図る必要がある。
農業振興課、農業委員会、選挙管理委員会、北部建設事務所、南部建設事務所