学力向上に向けた取組事例 事務所名 鹿行 学校名 鉾田市立大和田小学校 課題 TEL 0291-36-4774 改善方法 活用する力の育成 見通しと学び合い 1 昨年度までの課題 ・自分の意見や考えを積極的に発表することを苦手とする児童が多く,授業態度が受動的である。 ・文章や問題の意味を理解して,自分の考えをまとめる力が不十分な児童が多い。 2 取組のキーワード ○ 学びの実感 ○ 見通しと学び合い ○ 学びの過程を大切にした体験活動 3 具体的な実践 「活用する力」を付けるための工夫 全国学力・学習状況調査等の結果から明らかになった課題を受け,本校では特に,「読み取る力」, 「表現する力」を高めることが必要と考えた。そこで,「学びのあいうえお」「発表のあいうえお」を児童 に提示することで,児童が見通しをもち,考えを練り上げられる学び合いのある授業実践を通して, 課題改善に取り組んだ。 ① 見通しをもてる活動 ・単元計画を掲示し,本時の取組を表示し単元を見通す力を育成 ・計画をノートに貼り,自己評価にも活用することで単元の流れを示す。 ・ホワイトボードに1単位時間の授業の流れや支援ポイントを示し,課題等を「読み取る力」の育成 ② 「学び合い活動」 ○ 授業の流れを共通理解・実践 「自力解決→意見交換(ペア,グループ)→全体での話合い」 等 ○「表現する力」の育成 話合いの場で自分の意見を伝え合う,学び合いの場を意図的に設定 4 成果について ・「活用する力」を問う問題の正答率が上昇した。 ・国語Bで,立場を明確にして,質問や意見を述べる問題や読む能力に関する問題などの正答率が上昇した。 ・算数Bでは,求め方を記述する問題や判断の理由を記述する問題など記述式問題の正答率が上昇した。
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