お互いのよさを認め合うあったか学級集団づくり －学級活動の充実を通して－ 呉市立和庄小学校 山﨑 唯 教諭 研究の概要 本研究は，学級活動の充実を通して，子どもたちが居心地がいいと思えるよう な学級の環境をつくり，一人一人の児童がお互いの良さを認め合うことができる 学級集団を作ることを目指して取り組んだものである。 学級活動を充実させるために，子どもたちをあらゆる場面でほめ，生徒指導の 三機能を生かすことによりあたたかい学級集団をつくり，学級集団の課題を解決 することにも効果を上げている。 取組 教 室 での ユニバーサルデザイン アメニティ環 境 の創 造 ○チューリップの花 ・学級のあゆみ ○にこにこ花丸 ・頑張ったことの視覚 化 ○ 誕 生 日 列 車 ，お 誕 生 日 カード ・誕 生 日 の 歌 ，給 食 時 の 乾 杯 ，帰 り の 会 で のインタビュー 等 ○ほめほめの木 ・良さをほめ合う ○黒板にメッセージ ・一週間の総括など ・帰りの会で楽しか ったことや嬉しか ったことを報告 ○ナイスコール ・学級や友達のための 行動→手拍子三回 学 級 活 動 の充 実 ○自己存在感を与える 係活動 ・意欲付けの工夫 ○学級会の充実 ・集団決定への手立て （特別活動指導用リーフレット） ・話合いの進め方 ・ 自分の意見を必ずも たせる ・話合いの工夫 「学 校 が楽 しい」「学 級 が楽 しい」というあったかい学 級 集 団 づくり 4 自分のことをわかってくれる友達がいますか。 14 12 人 数 10 8 6 4 2 0 わかってくれ る友達がいる ６月 11 わかってくれ る友達が少し いる 5 １１月 13 5 わかってくれ る友達があま りいない 2 わかってくれ る友達がいな い 1 1 0 心と心をつなぐアンケート お楽しみ会での児童の様子
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