Ａ児が安心して自己表現できることを目指した指導・支援 ―「ことばの教室」における取組― 呉市立呉中央小学校松谷典枝教諭研究の概要本研究は，「ことばの教室」での取組において，Ａ児が安心して自己表現できることを目指した指導・支援についての実践報告である。本児の実態に寄り添い，発音指導に並行して，本児の得意な面（音韻認識，リズム感等）に着目して成功体験を繰り返し経験させることが，自信や自己表現につながり，課題を改善すると考え，指導・支援に取り組んだ。その結果，安心感を土台として，得意なリズム感を活かし，成功体験を繰り返し経験させる指導・支援を行えば，発音が改善し，自信をもって自己表現できることにつながった（「くらしの文集」入選作品を参照）。通級指導終了後の現在も，在籍校の教員・保護者による継続した支援を通し，Ａ児はコミュニケーション能力を伸ばしている。 . 学校で取り組んだ生活作文「くらしの文集」に「ことばの教室」に通級して「できるようになった」ことを書いて表現できた。ぜん校のみんなの前でスピーチをしてみたいな。すこしほんとうのきもちを言えるようになったよ。し友でラ「でてしまガこただすンーれ言たすでんいの。もと。ち。ラゴは、ばにスたーしまたこの本キいガゅすいっう。そきとッそ教とプーもあうりばしうでうゴしせ「話のはつのタ、までたす教を、気ンすカすべちれしもタごメ。ッつんつそシてちンくレでつャとしはぎをしたオゅンン」ょ言なの。コでう何うにはをでうがし」しな、いもれらいて気りしっ言うん、またぱうしたにおなすをいこゅい友しるう。下まだまとうにがおもすちがつすでし。どに。けいきまおりだな。）（でも、言いかえされたらこわいな。けんかはいや（ああ、つぎは言えるようにならなくちゃ。）在籍校の教員・保護者・担当者の三者が連携を密に図りながら指導を進めた結果，発音が改善し，ことばの教室でつけた力を在籍校でも発揮できるようになった。で（と話もわ聞「いす、たかっこしどしれょとうはるにがとし、見、あでてしそきもたんぼま声おぞうせがにがう。んでしが何。またドしせいキてん。ドあで）キそぶしし。たま」。した。とがあります。お友だちに、ほんとうの気もちをもう一つ、わたしははずかしくてこまっているこくて家に帰りたくなりました。きかえされました。そんなときはいつも、はずかし … お友だちにいろいろお話をしても、何かいも聞ぶんの名まえがじょうずに言えませんでした。しよ「 … わたいわこた。はたとじししばめははのま、教、入し小した学学つ（。校し『しぜてにゅくん入うらすぶりしぐで学ょののし二う文じて十こお集こし四とめ』ょかばでよういのとかも教うり抜い行室。」粋できに、）まかじできるようになったよ呉市教育委員会・中国新聞社・もみじ銀行（編）（ 2013）第５８回くらしの文集．株式会社もみじ銀行．