『見方や感じ方を深める図画工作科授業』 ~遊びの活動を取り入れた楽しい鑑賞~ 呉市立昭和西小学校 宮田 知典 教諭 研究の概要 本研究は,図画工作科の鑑賞領域において作品の見方や考え方を深める手立て について考察したものである。 授業に遊びの活動を取り入れ,主体的な鑑賞授業を行うことにより,鑑賞 の能 力を高めようとしている。図画工作の苦手な児童に焦点をあて,授業の楽しさを 味わわせたいという教師の願いが表れている研究である。 1 2 3 4 5 【遊びの活動をするための5つのポイント】 助け合い,協力し合える子どもたちであること 関心・意欲を高める活動であること 試行錯誤や合意形成の生まれる活動であること 全員参加できる活動であること 活動の振り返りをすること 【検証授業】 第2学年 題材名 「ケーキやさん」 (4時間扱い) 【表現】 【鑑賞】 鑑 賞 の 視 点 を「 形 」 「色」 「材料の使い方」として ケーキのおすすめを伝え, 視点に合うシールをポップ に貼っていく。 私のケーキの おすすめは… 材料の使い方 がいいね。 おすすめを伝え合う ポップを山型に折り, お互いが見えるよう に工夫した。
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