スーパーグローバル大学等事業 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援 中間評価結果 大 学 名 杏林大学 申請区分 タイプB:特色型 ◇経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援プログラム委員会における評価(公表用) (総括評価) B 当初目的を達成するには、助言等を考慮し、より一層の改善と努力が必要 と判断される。 (コメント) 本事業は「中国語圏で活躍する、スマートでタフな日中英トライリンガル人材の育成」とい う目的を掲げ、大学の特性を活かした魅力的な取組であると評価できる。目標を達成するため にアクティブ・ラーニング教室や同時通訳スタジオ等を設置し、中国語サロンや英語サロンも 学生に活用されており、有効に機能していると思われる。 しかしながら、様々な施策が外国語力の向上に焦点付けられていることもあり、 「スマートで タフな交渉能力」を身に付けるという大きな観点からするとより一層の改善が必要である。ま た、外国語学部から他学部への波及が進んでいない。語学力向上のための施策やナンバリング の導入、GPA 評価制度の採用等、他大学のモデルになる要素が少なくないので、これからの展 開プロセスを詳細に把握し、他大学にも裨益するよう広く公表することを期待したい。 また、外国人留学生の受入においては、全国的に中国や韓国からの留学生が減少している状 況にあるが、だからこそ中国語教育にも注力している貴学の真価が問われるとも言える。是非 ともその強みを活かした特色ある施策を展開し、受入数の増加を図ることを期待する。
© Copyright 2024 ExpyDoc