スーパーグローバル大学等事業 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援 中間評価結果 大 学 名 昭和女子大学 申請区分 タイプB:特色型 ◇経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援プログラム委員会における評価(公表用) (総括評価) A これまでの取り組みを継続することによって、事業目的を達成することが 可能と判断される。 (コメント) 本事業は、グローバル社会の様々な分野で実務的役割を担える創造的で活力のある女性職業 人の育成を目指した取組であり、これまでの実績を踏まえた、グローバルな留学プログラムの 実施、英語の授業改善やキャンパスのグローバル化の推進を狙いとした意欲的な取組である。 平成25年度から平成29年度までの中期計画では、「グローバルに活躍できる高度な職業 人、社会人の育成を図る」ことを基本方針としているが、それに沿って、協定大学の拡大、留 学生受入プログラムの導入、海外派遣プログラムの開発、外国人教員の採用、教職員の昭和ボ ストン研修等の取組を積極的に行っている。また、シラバスの充実と英語化、ナンバリングの 導入、GPA の整備、履修可能な上限単位数の設定、アクティブ・ラーニングの推進等も実施さ れている。更に、留学に向けた相談や準備支援を行う体制を構築するとともに、プレイスメン トテスト(GTEC)によるレベル別クラスを設定し、英語カリキュラムの再編も進めている。 昭和ボストンで学習した学生の中から、新たに協定を結んだフレミンハム州立大学の正規授 業に参加するプログラムを開発するとともに、昭和ボストン内にグローバルエデュケーション センターを開設し、ボストンプログラム修了後の近隣大学での延長プログラムや、協定校への 留学について相談を行えるようアドバイザーを配置するなど、昭和ボストンを活用した様々な 取組が意欲的に展開されており、成果が期待できる。また、ボストン以外の海外大学とのダブ ルディグリープログラムや海外インターンシッププログラムも開発している。 設定した卒業時の外国語力スタンダードを満たした学生数は数値目標を大幅に上回り、卒業 時における単位取得を伴う海外留学経験者数も数値目標を超えているが、そのほか設定した数 値目標を下回った項目については、目標達成のためには今後どのような工夫をすべきか検討を 継続して進めていくことが望まれる。
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