スーパーグローバル大学等事業 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援 中間評価結果 大 学 名 創価大学 申請区分 タイプB:特色型 ◇経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援プログラム委員会における評価(公表用) (総括評価) A これまでの取り組みを継続することによって、事業目的を達成することが 可能と判断される。 (コメント) 本事業は、大学教育の国際的通用性の向上を通じ、21世紀の国際社会が求める「創造的人 間」の育成を目的としており、英語による専門科目プログラムの実施、国際教養学部の設置、 英語学習プログラムの拡充、ナンバリング入りの成績証明書の発行計画、ラーニング・コモン ズ「SPACe」の開設、公表情報の多言語化、IR 室の設置、事務体制のグローバル化の強化にお ける取組については高く評価できる。また、語学力を向上させるための入学時から卒業時まで の一体的な取組、構想を実現するための体制作りも優れている。 設定した卒業時の外国語力スタンダードを満たした学生数及び卒業時の単位取得を伴う海外 留学経験者数について数値目標を大きく上回っていることは成果として高く評価できる。また、 学生が伝統的に外向きの姿勢であり、先輩たちの良い影響が引き継がれていることに加え、学 生自身の在学中の変化として大学のグローバル化への意欲と体制作りの進展を肌で感じてお り、本事業の順調な進捗がうかがえる。 一方で、卒業時に学生が修得すべきとした具体的能力を達成した学生数については数値目 標を下回る結果となっているが、課題解決に向けた詳細な原因分析が十分に行われていると は言えない。まず、目指すグローバル人材像及びその能力を具体的に示した上で、目標達成 に向けた早急な戦略の立て直しが必要である。更に、外国人留学生数についても数値目標を 下回っているため、目標達成に向けた増加策が必要である。
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