スーパーグローバル大学等事業 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援 中間評価結果 大 学 名 東京医科歯科大学 申請区分 タイプB:特色型 ◇経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援プログラム委員会における評価(公表用) (総括評価) A これまでの取り組みを継続することによって、事業目的を達成することが 可能と判断される。 (コメント) 本事業は、グローバルヘルスリーダーの育成という明確な目的を掲げた取組であり、医学教 育という教育課程における時間的制約の大きい分野で、事業を効果的に実施すべく様々な工夫 を行っている。特に、リーダー養成英語選抜プログラム(HSLP)の開講や研究実習留学や臨床 実習留学を可能とする海外留学促進をはじめとして、多くの取組を計画し堅実に実行に移して いる点は評価できる。単に留学を促進するのではなく、学生が留学する目的を明確化し、語学 力と思考力、双方の強化を促進するような環境整備が進められている点は大変優れた取組と言 える。 また、全入学生に対する TOEFL ITP の実施、グローバル教育のための目的を明確にした国際 公募による外国人教員の採用や、外国人留学生のチューターへの活用、国際保健問題に関して の英語模擬交渉である Global Communication Workshop や日本人学生と外国人留学生の課外交 流機会である Discussion Café の実施等、活発な取組を通じて組織的なグローバル教育体制や 環境が整備されている点も評価できる。 しかしながら、医学部医学科、歯学部歯学科の中のトップクラスの学生だけではなく、各学 部他学科も含めて全学的に成果を波及させるため、底上げも含めた工夫を施策に加え、活動を 展開することが必要である。 全般的に着実な推進体制が構築されており、今後も継続して計画を遂行し、事業目的を達成 することが可能と判断される。
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