スーパーグローバル大学等事業経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援中間評価結果大学名北九州市立大学申請区分タイプＢ：特色型 ◇経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援プログラム委員会における評価（公表用）（総括評価） A これまでの取り組みを継続することによって、事業目的を達成することが可能と判断される。（コメント）本事業は、貴学がこれまで取り組んできた「開拓精神に溢れる人材の育成」という目的を現在の社会情勢を踏まえて整理し直し、地域産業界とも連携して地域活力の創出に貢献できるグローバル人材を育成しようとする取組である。本事業では、地域企業等との連携強化を図り、企業海外拠点等へのインターンシップを実施するなど、外国語大学を起源に持つ公立大学の強みを活かした様々な取組が展開されている。また、Start Up Program から副専攻 Global Education Program に至るまで、学生のニーズ、レベルに応じて様々なプログラムが用意されている。Global Education Program においては留学や国際活動への参加が義務付けられており、外国語能力やコミュニケーション能力の向上に寄与していると認められる。１４名の委員からなる「グローバル人材育成推進室」が調整・情報共有・意思決定等を行っており、また、国際教育交流センターの職員やグローバル化推進に特化した特任教員の採用が海外協定校やインターンシップ先の増加に結び付くなど、構想実現に向けた推進体制も強化されてきている。外国語学部が主体となる取組であったが、年度進行とともに取組学部だけでなく、取組学部以外の学生の参加も増えてきている。また、ディベート科目や専門科目を英語で学ぶ科目の開講等の進展も見られる。日本人学生の海外留学者数や外国人留学生数等、数値目標を下回った項目があるが、目標達成に向けて引き続き尽力されるよう期待する。