事務事業評価表(平成15年度) 事務事業名 大気汚染対策(5−1)(大気測定室おける常時監視) 217 整理番号 所属名(部・課・係) 清掃環境部 環境保全課 環境調査係 基本計画の体系 地域社会づくりの方向 美しい環境と共生する コード 施策の体系(大項目) 環境保全 コード 〃 (中項目) 公害の防止 コード 自動車等交通公害対策の充実 コード 実施計画事業 〃 (小項目) 補完計画上の位置付け 無 1 事務事業の概要 対象(何、誰を) 豊島区環境管理計画 有 (計画名) 昭和 事業開始年度 51 年度 平成 世帯 個人 団体 5 2 1 終期設定 年度 根拠法令等 その他 〔1〕 大気汚染防止法 区内の大気汚染状況 〔2〕 〔3〕 活動内容(具体的に、簡潔に記入) 活動指標(事業の活動量を表す指標。計算式があれば、式も記入) 区内3か所の大気汚染測定室で浮遊粒子状物質、二酸化窒 素、光化学オキシダント、二酸化硫黄、一酸化炭素の濃度及び 気象の状況を常時測定し、汚染状況の推移、環境基準の達成状 況を把握し、その結果を公表する。また、大気汚染対策の基礎 資料として利用する。 運営方法 直営 委託 補助・助成 意図(対象をどのような状態にしたいのか) 〔1〕 大気汚染測定機の稼動率(稼動時間数/年間の総時 間数) 〔2〕 〔3〕 その他 成果指標 (意図の達成状況を具体的に表す指標) 〔1〕 達成状況を把握できた大気汚染物質の数 区内の大気汚染の状況の推移及び環境基準の達成状況を把握 する。大気汚染対策の基礎資料を得る。 〔2〕 2 事業をとりまく環境の変化(社会ニーズの変化) 開始当初と現在との比較 区民の意見等 大気汚染の発生源の主なものは、工場や事業場などに代わり 議会からの要望もあり、平成11年度より大気測定室を 自動車になってきている。近年、特にディ−ゼル車による浮遊 1室増やして常時監視を実施している。 粒子状物質、窒素酸化物による汚染が問題になっている。 3 指標値・事業コストの推移 単位 区 分 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 目標値 (実績) (実績) (実績) (実績) (計画) 16 年度 % 98 98 99 99 99 物質 9 9 9 9 9 事 業 費 千円 7,292 8,795 7,319 7,302 その他経費 千円 9,024 16,316 9,099 17,894 9,218 16,537 9,310 16,612 活動指標 〔1〕 A 指 活動指標 〔2〕 標 活動指標 〔3〕 値 成果指標 〔1〕 成果指標 〔2〕 人 件 費 総事業費 千円 B 千円 【人件費内訳】 職員数(正規|非常勤) 人 職 員 分 千円 非常勤分 千円 1.0 0.2 8,432 592 1.0 0.2 8,507 592 1.0 0.2 8,610 608 1.0 0.2 8,717 593 【財源内訳】 国・都支出金 千円 受益者負担分 C 千円 その他特定財源 千円 差引:一般財源 千円 16,316 166.5 単位当りコスト (B÷A) 千円 0% 受益者負担率 (C÷B) % 効率性(単位当たりコストの推移状況)に対するコメント 17,894 182.6 0% 11年度から12年度の増分は、測定室の保守委託費の増加などによるもの。 16,537 167.0 0% 16,612 167.8 0% 99 100% 8,747 特記事項〔1〕(目標値設定の根拠) 区民の意見等や社会ニーズ 6,780 の現状から、この事業は、現 状維持すべきと考えられる。 15,527 大気汚染測定機は常時稼働し ているが、故障による欠測を 0.7 0.2 減らし、機械の稼働率を上げ 6,152 る。点検、試薬の交換などに 627 伴う欠測の分を経験上1%と し、これを除いた値を目標値 とした。 達成状況を把握する物質の数 は、全部で9物質。内訳:二 酸化窒素(3:各測定室で測 15,527 定)、浮遊粒子状物質 (3)、オキシダント、二酸 156.8 化硫黄、一酸化炭素各1。 0% 事業費、その他経費、人件費に対するコメント 目標値に対する 14年度の達成度 4 類似事業 無 事 有 業 名 他課 国・都 実施機関名 民間 東京都・各自治体 大気汚染の常時監視 5 事務事業の評価 A 義務づけられている B 義務づけられていない 〔1〕 区による実施が国の法令(法律・政令・省令)に義務づけられていますか 必 要 性 大気汚染防止法による、大気汚染状況の常時監視及び公表の事務が法定受託事務として 区への委譲が検討されている。 A 薄れていない B 少し薄れている 大気汚染状況は、ほぼ横ばいの傾向にあり、調査結果の利用状況や問い合わせの件数も C 薄れている 〔2〕 現在の区民ニーズを踏まえると、事業の目的が達成される等、役割が薄れていませんか B A 特に減少していない。 〔3〕 区が経費を負担すべき事業ですか (民間等の類似のサービスにまかせられませんか) 大気汚染状況の常時監視及び公表は自治体で行う必要がある。 達 〔4〕 目標に対する達成状況は順調ですか 成 度 目標に対する達成状況は順調である。 A すべて負担すべきである B 一部負担すべきである C 負担しなくてもよい A A 順調である B あまり順調でない C 順調でない A A できない B 検討の余地有り 区内にある東京都の測定局は自動車排出ガス専用の測定局であるため、一般環境におけ C 可能である 〔5〕 上記「4 類似事業」で、『有』と回答した場合、その事業との統合はできませんか A る大気汚染状況を測定する区の測定室とは統合できない。 効 率 性 〔6〕 民間への新たな委託・委託拡大により、一層効率的な事業展開はできませんか 測定室の保守管理については、すでに民間に委託している。 A できない B 検討の余地有り C 可能である A まったくない B 少しある 機種別の故障などの履歴をパソコンで管理して保守管理に反映させることにより、測定 C かなりある 〔7〕 事務事業のなかで、事務改善できる部分はありませんか A B できない時間を減らすことやデータの精度管理に活用することを検討する。 A できない B 検討の余地有り C 可能である A A できない B 検討の余地有り 機器の適正な保守管理を維持し、一般環境大気汚染状況を正確に掌握する必要性がある C 可能である A 〔8〕 非常勤職員等の新たな活用・活用拡大はできませんか データを解析処理する作業など、一定の専門性が必要である。 協 働 可 能 性 〔9〕 事務事業を実施するうえで、地域活動団体、NPO等との協働は可能ですか ため、協働はできない。 A なっている 利 〔10〕 サービスの提供方法が区民の利便性に配慮したものになっていますか B 多少なっていない 便 調査結果の公表については、区報、クリーンスカイ及び冊子「豊島の環境」で行ってい C なっていない 性 る。 A A 非常に大きい 優 〔11〕 財政状況を考慮し予算の一部を削減した場合、区民生活への影響は大きいですか B 大きい 先 区民生活への直接の影響はともかく、区民の安全と健康に係る責任を果たして行くとい C 小さい 性 う意味では、その影響は大きいといえる。 A 総 合 評 価 (今後の事業の方向性) 拡充 改善・効率化 6 前年度事務事業評価結果の取り組み状況 縮小 休廃止 改善余地なし ・執行方法、執行内容ともに適正に行った。 ・職員による測定室の定期点検を行い、経費節減とともに、機器の異常には迅速に対応している。 7 改 革 プ ラ ン (改善策を具体的に、記載してください。改善余地なしの場合もその理由を記載してください。 ) (1)改革案の概要(いつまでに、どういうかたちに) 測定機器の更新時における円滑な移行と更新機器の初期不良時における迅速な対応により、必然的に例年以上に増加する と思われる測定できない時間を減らす。 (2)改革案を16年度予算見積りにどう反映させるか (経費の増減等を含む) (3)改革案により期待される成果 より精度の高い測定値の維持とデータの蓄積
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