要介護高齢者援助スタッフ専門相談事業(PDF:24KB)

事務事業評価表(平成15年度)
事務事業名
要介護高齢者援助スタッフ専門相談事業
371
整理番号
所属名(部・課・係) 保健福祉部・中央保健福祉センター・高齢者介護支援係
基本計画の体系
地域社会づくりの方向
いきいきと健康に暮らす
コード
施策の体系(大項目)
高齢者・障害者の自立支援
コード
〃 (中項目)
自立支援体制の整備
コード
権利擁護の推進
コード
実施計画事業 〃 (小項目)
補完計画上の位置付け
無
1 事務事業の概要
対象(何、誰を)
有 (計画名)
昭和
事業開始年度
1
2
5
2
11 年度
平成
世帯
個人
団体
終期設定
年度
根拠法令等
その他
区内在住の要介護高齢者・痴呆性高齢者とその家族を支援して
いる区職員及び民間事業者等
〔1〕
〔2〕
〔3〕
活動内容(具体的に、簡潔に記入)
活動指標(事業の活動量を表す指標。計算式があれば、式も記入)
要介護高齢者・痴呆性高齢者に対する身体的・精神的な暴力や
介護放棄等の虐待が見うけられると判断した区職員や関係者の
事例を基に専門相談員から助言・指導を受ける。
運営方法
直営
委託
補助・助成
意図(対象をどのような状態にしたいのか)
〔1〕 相談件数 (年間)
〔2〕 相談回数 (年間)
〔3〕
その他
成果指標 (意図の達成状況を具体的に表す指標)
虐待を早期に発見することや虐待の未然防止を図ることで、要
介護高齢者・痴呆性高齢者の在宅福祉の向上を図る
〔1〕
〔2〕
2 事業をとりまく環境の変化(社会ニーズの変化)
開始当初と現在との比較
区民の意見等
高齢者の虐待は表面化しにくい。区職員が実際に利用者宅を訪
問すると本人の痴呆等の介護問題により、夫婦間暴力や母子密
着・精神疾患等がベースにある介護者の虐待がおこっている。
今後は家族介入ばかりでなく法的側面からのアプローチが必要
である。
3 指標値・事業コストの推移
14年度
11年度
12年度
13年度
単位
区 分
活動指標 〔1〕
(実績)
A
指 活動指標 〔2〕
標 活動指標 〔3〕
値
成果指標 〔1〕
成果指標 〔2〕
事 業 費
千円
その他経費
千円
人 件 費
総事業費
千円
B
千円
(実績)
(実績)
(実績)
16
12
11
12
17
12
17
12
346
345
337
339
1,139
1,485
1,147
1,492
1,165
1,502
1,168
1,507
15年度
目標値
(計画)
16 年度
20
12
職員数(正規|非常勤)
人
千円
非常勤分
千円
0.1
0.1
843
296
0.1
0.1
851
296
0.1
0.1
861
304
0.1
0.1
872
296
0.1
0.2
879
627
【財源内訳】
国・都支出金
千円
受益者負担分 C
千円
その他特定財源
千円
差引:一般財源
千円
1,485
92.8
単位当りコスト (B÷A)
千円
0%
受益者負担率 (C÷B)
%
効率性(単位当たりコストの推移状況)に対するコメント
172
168
172
172
1,320
135.6
0%
1,334
88.4
0%
1,335
88.6
0%
1,676
92.4
0%
単位あたりのコストは、事業内容に変更がないためほぼ横ばいである。
20
12
85%
100%
342 特記事項〔1〕(目標値設定の根拠) 基礎的な知識の説明の時間
1,506 をとるので、一回の相談は1
∼2事例が限界である。
1,848
【人件費内訳】
職 員 分
目標値に対する
14年度の達成度
事業費、その他経費、人件費に対するコメント
事業費・人件費共に横ばいである。
4 類似事業
無
事
有
他課
国・都
実施機関名
民間
業 名
5 事務事業の評価
A 義務づけられている
B 義務づけられていない
〔1〕 区による実施が国の法令(法律・政令・省令)に義務づけられていますか
必
要
性
A 薄れていない
B 少し薄れている
マスコミで取り上げられ介護の関係者の関心がたかまっている。今後、目的・役割は、 C 薄れている
〔2〕 現在の区民ニーズを踏まえると、事業の目的が達成される等、役割が薄れていませんか 〔3〕 区が経費を負担すべき事業ですか (民間等の類似のサービスにまかせられませんか)
達 〔4〕 目標に対する達成状況は順調ですか
成
度 専門家の助言指導で、適切な処遇を行っている。
〔5〕 上記「4 類似事業」で、『有』と回答した場合、その事業との統合はできませんか
〔6〕 民間への新たな委託・委託拡大により、一層効率的な事業展開はできませんか
プライバシーや生命に関わる問題なので委託は困難。
〔7〕 事務事業のなかで、事務改善できる部分はありませんか
民間事業所を含め関係機関のスキルアップに役立つ事業展開を引き続き行う。
〔8〕 非常勤職員等の新たな活用・活用拡大はできませんか
庶務事務はすでに再雇用職員を活用している。
協
働
可
能
性
A ますます重要になる。
高齢者の虐待は、プライバシーや生命に関わる問題である。
効
率
性
B
〔9〕 事務事業を実施するうえで、地域活動団体、NPO等との協働は可能ですか
高い専門性の確保とプライバシーの保護から難しい。
A すべて負担すべきである
B 一部負担すべきである
C 負担しなくてもよい
A A 順調である
B あまり順調でない
C 順調でない
A A できない
B 検討の余地有り
C 可能である
A できない
B 検討の余地有り
C 可能である
A A まったくない
B 少しある
C かなりある
A A できない
B 検討の余地有り
C 可能である
A
A できない
B 検討の余地有り
C 可能である
A A なっている
利 〔10〕 サービスの提供方法が区民の利便性に配慮したものになっていますか
B 多少なっていない
便
訪問指導事業や直営居宅支援事業等の連動で柔軟に対応し、解決困難なケースの相談の C なっていない
性
みがおこなわれている。
優 〔11〕 財政状況を考慮し予算の一部を削減した場合、区民生活への影響は大きいですか
先
性 対応が確立していないので、関係者のスキルアップを含めた専門相談は必要である。
A 非常に大きい
B 大きい
C 小さい
A A 総 合 評 価 (今後の事業の方向性)
拡充
改善・効率化
6 前年度事務事業評価結果の取り組み状況
縮小
休廃止
改善余地なし
区職員のみでなく、在宅介護支援センター、訪問看護ステーション等の関係機関へ呼びかけ、連携体制の強化を図っ
た。また、事業で扱った事例対応集を作成し、職員のスキルアップに役立つように行政の関係機関に配布した。
7 改 革 プ ラ ン (改善策を具体的に、記載してください。改善余地なしの場合もその理由を記載してください。 )
(1)改革案の概要(いつまでに、どういうかたちに)
今年度も昨年同様、事業で取り扱った事例対応集を作成し、関係スタッフのスキルアップに役立てる。
(2)改革案を16年度予算見積りにどう反映させるか
(経費の増減等を含む)
現状維持のため、平成16年度は平成15年度と同水準とす
る。
(3)改革案により期待される成果
関係者の権利擁護意識を高め、高齢者が安心して地域・
家族の中で暮らしていくことができる。