埋蔵文化財の発掘調査経費(PDF:22KB)

事務事業評価表(平成15年度)
事務事業名
埋蔵文化財の発掘調査経費
整理番号
736
所属名(部・課・係) 教育委員会 生涯学習課 文化財係
基本計画の体系
地域社会づくりの方向
豊かな人間性を育てる
施策の体系(大項目)
文化
コード
〃 (中項目)
文化資源の保全と活用
コード
実施計画事業 〃 (小項目)
文化資源の保全と活用
コード
2
1
2
1・2
−
年度
補完計画上の位置付け
無
1 事務事業の概要
対象(何、誰を)
有 (計画名)
昭和
事業開始年度
コード
60 年度
平成
世帯
個人
団体
終期設定
根拠法令等
その他
〔1〕周知の埋蔵文化財包蔵地において土木・建築工事等を計画 〔1〕 文化財保護法
している事業主・個人
〔2〕大規模開発事業主
〔2〕 東京都文化財保護条例
〔3〕 豊島区文化財保護条例
活動内容(具体的に、簡潔に記入)
活動指標(事業の活動量を表す指標。計算式があれば、式も記入)
土木・建築工事等の実施に先立ち発掘調査等を行う。調査によ
り出土した遺物・遺構を後世に伝えるため壊される前に記録・
保存し、学術的な価値ある報告書を刊行し、歴史学習と文化財
保護に活用する。
運営方法
直営
委託
補助・助成
意図(対象をどのような状態にしたいのか)
〔1〕 埋蔵文化財相談件数
〔2〕 埋蔵文化財試掘・発掘調査件数
〔3〕
その他
成果指標 (意図の達成状況を具体的に表す指標)
文化財が区民のかけがえのない遺産として伝えられることで、
区の歴史・文化等について正しい理解が得られ、文化向上発展
のための区民意識の高揚が図られる。
2 事業をとりまく環境の変化(社会ニーズの変化)
開始当初と現在との比較
〔1〕 埋蔵文化財調査報告書の刊行
〔2〕 埋蔵文化財に関する区民満足度
区民の意見等
文化財は特に専門的な分野であり、一般区民にはあまり興味を
持たれない状況であったが、近年、社会を取り巻く状況の変化
により、文化財に対する意識は相当高くなってきている。
貴重な遺産としての文化財を広く一般に公開していただき
たいとの要望・意見が相当数ある。
3 指標値・事業コストの推移
単位
区 分
活動指標 〔1〕
A
指 活動指標 〔2〕
標 活動指標 〔3〕
値
成果指標 〔1〕
成果指標 〔2〕
14年度
15年度
(実績)
(実績)
(計画)
目標値
年度
1,320
22
1,400
28
1,550
29
1,600
30
冊
1
1
1
2
2
30,502
24,467
19,041
43,662
28,256
58,758
27,632
52,099
28,870
47,911
29,114
72,776
68,583
3.0 1.0
25,296
2,960
2.9 1.0
24,670
2,962
3.0 1.0
25,830
3,040
3.0 1.0
26,151
2,963
3.5 1.0
30,762
3,137
7,872
0
0
50,886
53.4
0%
8,235
0
0
43,864
39.5
0%
7,686
0
0
40,225
34.2
0%
17,250
8,000
55,526
47.0
0%
60,583
42.9
0%
千円
千円
千円
B
13年度
(実績)
1,100
24
その他経費
総事業費
12年度
(実績)
件
件
事 業 費
人 件 費
11年度
千円
34,684 特記事項〔1〕(目標値設定の根拠) 目標値の設定については、事
33,899 業の性質上なじまない
【人件費内訳】
職員数(正規|非常勤)
人
職 員 分
千円
非常勤分
千円
【財源内訳】
国・都支出金
千円
受益者負担分 C
千円
その他特定財源
千円
差引:一般財源
千円
単位当りコスト (B÷A)
千円
受益者負担率 (C÷B)
%
効率性(単位当たりコストの推移状況)に対するコメント
事業費、その他経費、人件費に対するコメント
平成11年度については、埋蔵文化財発掘調査運営補助金を交付したが、12
特になし
年度からは廃止。単位あたりコストについては、横ばい。
目標値に対する
14年度の達成度
4 類似事業
無
事
有
業 名
他課
国・都
民間
実施機関名
民間の調査会社
埋蔵文化財発掘調査
5 事務事業の評価
A 義務づけられている
B 義務づけられていない
〔1〕 区による実施が国の法令(法律・政令・省令)に義務づけられていますか
必
要
性
文化財保護法
A
A 薄れていない
B 少し薄れている
C 薄れている
A
A すべて負担すべきである
B 一部負担すべきである
C 負担しなくてもよい
B
A 順調である
B あまり順調でない
C 順調でない
ー
A できない
B 検討の余地有り
C 可能である
B
A できない
B 検討の余地有り
C 可能である
B
A まったくない
B 少しある
C かなりある
B
A できない
B 検討の余地有り
C 可能である
B
A できない
B 検討の余地有り
C 可能である
B
利 〔10〕 サービスの提供方法が区民の利便性に配慮したものになっていますか
便
性 事業の性質上なじまない
A なっている
B 多少なっていない
C なっていない
ー
優 〔11〕 財政状況を考慮し予算の一部を削減した場合、区民生活への影響は大きいですか
先
性 文化財保護法に基づき実施しているので、休廃止はできない
A 非常に大きい
B 大きい
C 小さい
ー
〔2〕 現在の区民ニーズを踏まえると、事業の目的が達成される等、役割が薄れていませんか ライフスタイルの多様化等文化財についての理解と関心は年々高まっている
〔3〕 区が経費を負担すべき事業ですか (民間等の類似のサービスにまかせられませんか)
一部負担すべきである(役割分担の明確化が出来れば一部可能である)
達 〔4〕 目標に対する達成状況は順調ですか
成
度 事業の性質上なじまない
〔5〕 上記「4 類似事業」で、『有』と回答した場合、その事業との統合はできませんか
土木工事部分については民間に委託することは可能である
効
率
性
〔6〕 民間への新たな委託・委託拡大により、一層効率的な事業展開はできませんか
範囲を限定して民間委託は可能である
〔7〕 事務事業のなかで、事務改善できる部分はありませんか
発掘調査については、一定の調査ルールに従い実施しているため困難である
〔8〕 非常勤職員等の新たな活用・活用拡大はできませんか
学術的な調査については、考古学の専門性と経験があれば一部可能である
協
働
可
能
性
〔9〕 事務事業を実施するうえで、地域活動団体、NPO等との協働は可能ですか
実務経験年数、組織力、学識、学術研究能力をそなえていることが条件である
総 合 評 価 (今後の事業の方向性)
拡充
改善・効率化
6 前年度事務事業評価結果の取り組み状況
縮小
休廃止
改善余地なし
埋蔵文化財行政について一層の理解をいただくために、遺跡見学会の実施、出前講座の開催、学校教育との連携等の強化な
ど事業展開の充実をはかる
7 改 革 プ ラ ン (改善策を具体的に、記載してください。改善余地なしの場合もその理由を記載してください。 )
(1)改革案の概要(いつまでに、どういうかたちに)
発掘調査については、その質的水準を保つため、豊島区遺跡調査会に委託するのがベターである。効率的な事業展開を引き
続き検討中
(2)改革案を16年度予算見積りにどう反映させるか
(経費の増減等を含む)
(3)改革案により期待される成果