授業改善書 科目名 コミュニケーション学I 担当者 古俣誠司 授業の概要 コミュニケーションの定義や機能,特徴といったコミュニケーション全般に関わる基本 的な知識のほか、日常生活の中でのコミュニケーションについて社会心理学的視点から の講義をおこなった。日常生活の中でのコミュニケーションとしては、自己提示、説得 的コミュニケーションを中心に取り上げた。 各回の最後には、授業に関連した問いについて、リアクションペーパーへの回答を求め た。 授業の問題点 学生の授業内容の評価では, 「板書や映像資料は見やすく、ノートしやすかったですか」 について低い評価となっている。講義で使用しているスライドでは文字を大きくし、一 枚のスライドに多くの情報を詰め込み過ぎないよう配慮したが、結果的にスライドを進 める早さを高めることにつながったとも考えられる。 授業改善の課題・方策 講義内容で重要で、長い文章で説明が必要な箇所は、配付資料内にも記載してあるが、 スライドの呈示時間についても、より注意を払う必要がある。 呈示するスライドは、全ての情報を板書するよう求めて作成しているのではなく、単 なる例示のためのものや、補足的なものなどその重要性はまちまちである。講義を進め る中で板書用のスライドと、単に説明のためのものとをこれまで以上に明確に区別して 呈示していくことで、早すぎてノートがとれないといった問題には対応しうると考えら れる。 その他 学生の授業態度(自己)評定で「質問や発言をしましたか」が低い。質問をしやすい 雰囲気作りを進めていく必要があろう。
© Copyright 2024 ExpyDoc