授業改善書 科目名 政治学 担当者 伊藤肇

授業改善書
科目名
政治学
担当者
伊藤肇
授業の概要
今期より教科書を用いて政治学の基礎から、グローバルな規模で課題となっている諸
問題およびそれをめぐる対立構造といったことも考察していった。一部では「国際政治
学」の要素も含む内容となったが、国家と「sec
ur
ity」概念という点を軸に授業を進め
た。
授業の問題点
「学生による主な意見」として複数挙げられているのは「言葉をはっきりと」
「文字を
大きく」といった要望である。いみじくも「教室の規模を考えて」と記してくれた学生
がいるように、それらの点は妥当性を欠く対応だったようである。また、テキストに関
して「ほとんど使用しなかった様に思う」との意見が挙げられている。
授業改善の課題・方策
授業開始後、数週間が経過した頃、教務課より別の理由で(
他の科目の受講者数が多い
ため)教室変更の依頼があったのであるが、私がメールを見落としていたため教室変更の
絶好の機会をつぶすことになってしまった。そのようなきっかけがなくとも、実際の受
講者数に対応して教室の変更を依頼する等、早い時期に積極的に対策を講じていきたい。
(もちろん、声を張り上げるなり、字を大きくする等の対応は当然である。)
また、今期よりテキストに則して授業を進めたが、「ほとんど使用しなかった様に思
う」とはどのような意味であるのか、真意を測りかねている。授業内容を全て網羅する
教科書ではないが、大部分はテキストに則って、補足が必要な部分はプリントを配布し
て授業を進めたつもりである。(あるいは逆説的に、授業の説明を聞いていれば十分で
あった、という意味なのであろうか。)
ぜひ当該学生の出席状況およびコメントの真意を
確認してみたい。
その他
その他、受講者には多少なりとも授業の内容が役立ったとの感想を持ってもらえたよ
うで、そうした点はこれからの励みにしたい。