【必修】教育の最新事情

【必修領域】 7月23日( 土 )
主な受講対象者
履修対象職種
全教諭対象
教諭・養護教諭・栄養教諭
開設講習名
【必修】教育の最新事情
開設期間
平成28年7月23日(土)
修了認定試験<試験一括型>
(4限終了後に試験を実施します。
)
担当者からの連絡事項等
科目名
1
限
(9:00〜
10:15)
限
(10:30〜
11:45)
3
限
限
(14:15〜
15:30)
(15:45~
16:45)
担当者
山崎 清男(教育学研究科 特任教授)
教員としての子ども観、教育観等につ
いての省察
担当者
中川 忠宣
(大分大学COC+推進機構 特任教授)
子どもの発達に関する脳科学,心理学
等における最新の知見(特別支援教育
に関するものを含む)
担当者
佐藤 晋治(教育学部准教授)
1.過程のアセスメント(Processing Assessment)
過程のアセスメントと、子ども理解及び指導法におけるその意義について理解する。
2.PASSモデル
認知処理におけるPASS(Planning-Attention-Simultaneous-Successive)モデルについて理解する。
3.PASSモデルに基づいた合理的配慮
PASS認知処理における子どもの示す支援ニーズと、PASSモデルに基づいた合理的配慮について理解する。
科目名
4
国の教育政策や世界の教育の動向
1.今の子どもの姿と子どもを取り巻く環境の変化から学校教育を考える。
(1)子どもの生活実態や家庭、地域社会の現状から
(2)学校の現状から
2.教育改革の中での「求められる教員」について考える。
(1)文部科学省の各種施策等から~家庭、地域社会との教育の協働~
(2)大分県の施策から見る学校教育に求められる教育活動
(3)全国の取組から見る教職員の意識改革
3.学校が主体となって、家庭、地域社会とともに推進する「教育の協働」の方策を考える。
(1)教員から見た推進のための観点と課題
(2)推進のための学校としての具体的な取組
科目名
(12:45〜
14:00)
当日、資料を配付します。
1.国の答申や教育法規等の改正をふまえ、現代教育改革の動向を理解する
社会の変化に伴い、公教育制度の基本的流れが変化してきている。このような中で近年の教育改革は
どの様な方向に向かっているのかを、諸外国の事例にもふれながら理解する。
2.学校教育の基調の転換と学校改革の動向を理解する
公教育目標の基調の転換が、学校組織や学校の教育活動にどのような影響を与え、その結果どのように
変化してきているのか等を答申や教育法規等の改正をふまえ理解する。
3.学校経営の動向を理解する
答申や教育法規等の改正にともない、新たな視点から学校経営が求められている。学校の説明責任や
質保証時代における学校評価等に関し、諸外国の事例を取り上げながら学校経営のあり方を理解する。
科目名
2
試験時のノート等の参照 : 可
子どもの生活の変化を踏まえた課題
担当者
古城 和敬(福祉健康科学部教授)
1.統計データから児童生徒の意識・態度・行動の変化を理解する
児童生徒の「学級適応」を中心として、いくつかの子ども統計に見られる彼らの特徴的な変化を読み
取り、現在の学級経営・生徒指導の問題との関係を理解する。
2.教師と児童生徒の相互作用過程の問題を理解する
教師期待効果(ピグマリオン効果)の現象から、学級における教師と児童生徒の人間関係や相互作用
を省察するとともに、望ましい学級経営・生徒指導のあり方を理解する。
3.「勇気づけ」の理論と技法を修得する
カウンセリングマインドにもとづいて子どもの自主性・自律性を育成する「勇気づけ」の理論を理解
し、その主要な技法を修得する。
修了認定試験