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技術コラム110-Mapping
innovating measurement technology TM
反射型センサの
モデル名
CyberOptics Semiconductor Inc. 技術コラム No.110
EX‐43Q
EX‐43
マッピングセンサの性能比較
ワイドビーム
レーザーの厚み
0.15mm
反射型マッピングセンサの性能を比較する場合、「反射率-検知されたウエハの厚み」というグラフを
用います。今回はそのグラフの説明をさせて頂きます。
感度
WX※の6倍
WX※の17倍
フープからの反射
により、
フォトディテクタが
受けるノイズ
多い
少ない
マッピング動作の側面図と検知信号
移
動
ウエハーエッジ
0.05mm
センサの内部では、
移動とウエハの存在に伴い、
フォトディテクタからアナログ
信号を得る。
電圧
電圧
時間[ms]
[v]
[v]
A/D変換
時間[ms]
デジタル出力信号の幅で、
ウエハの厚みを定義し、
ロボット制御装置にてウエハ
有り/無しの判断を行う。
この電気信号に変換されたウエハの厚みが
反射率の変化(ウエハの厚み、コーティング種類など)
に対して不安定だと、マッピング性能が低下し、
クロスエラーや未検出エラーが多発します。
その「反射率-ウエハの厚み」をグラフにして、
反射型マッピングセンサーの性能を比較します。
検知した電気的ウエハの厚み[mm]
※WXとは1997年に発表されたHama Laboratories製のセンサ
反射型マッピングセンサ
EX‐43(High-8)とEX‐43Q(デフォルト)の
感度は同等の状態
マッピングのアルゴリズムが
許容する範囲
窒化酸化膜
ベアウエハ
アルミ、金、Cu
反射率[%](右に行くほど反射光が増加)
EX‐43:反射率に対する厚みの変化量が大きいので、マッピングのアルゴリズ
ムに対応するために、微妙な感度調整が必要。
EX‐43Q:反射率が低い窒化酸化膜から、高いアルミ膜までの広い反射率範
囲において厚みの変化量が少ないので、感度調整が簡単。
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