SSP 数学
入試問題演習
1
東京学芸大学附属 2014
次の各問いに答えなさい。
2
2
 1
  1

(1) 
+3  -
-1 +3 ÷ 27 を計算しなさい。
 3
  3 
(2)2 次方程式
1 2 2
x - x-1=0 を解きなさい。
2
3
(3)大小 2 つのさいころを同時に 1 回投げるとき、出る目の数の積が 12 の約数となる確率
を求めなさい。
(4)右の表は、ある中学校の 3 年生 40 人のハンドボール投げの
記録を度数分布表に整理したものである。この度数分布表か
ら求めた平均値は 15.8m である。表の中の x、y の値をそれぞ
れ求めなさい。
2 図のように、AD と BC が平行で、AB=15cm、BC=
5cm、CD=20cm、DA=30cm の台形 ABCD がある。点 P
は点 A を出発して、毎秒 2cm の速さで、台形の辺上を A
→B→C と進み、点 Q は点 A を出発して、毎秒 3cm の速
さで台形の辺上を A→D と進む。点 P、Q が、点 A を同
時に出発してから x 秒後の△APQ の面積を ycm2 とする.
ただし、0<x≦10 とする。このとき、次の各問いに答えなさい。
(1)点 P が辺 AB 上にあるとき、y を x の式で表しなさい。
(2)点 P が辺 BC 上にあるとき、y を x の式で表しなさい。
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(3)x の値が t から t+1 まで増加するときに、y の値が
増加するような t の値をすべて
5
て求めなさい。
3 次の各問いに答えなさい。
(1)73=m2+n2 となる m、n を 1 組みつけなさい。
(2)奇数を 2 乗した数を 4 で割ると余りが 1 となることを説明しなさい。ここで、例えば
13 を 2 で割ったとき、商を 6、余りを 1 とするように、商と余りを整数として考えるも
のとする。なお、余りは、割る数より小さい 0 以上の整数とする。
(3)647=m2+n2 となる整数 m、n が存在しないことを説明しなさい。
4
図のように、AB=6、BC=CA=5 の△ABC がある。辺
AB 上の点 P から辺 CA に平行な直線をひき、辺 BC との
交点を Q とする。次に、点 Q から辺 CA に垂直な直線を
ひき、辺 CA との交点を R とする。ただし、点 P は点 A、
B とは異なる点とする。このとき、次の各問いに答えな
Q
さい。
(1)AP=2 のとき、PQ、QR の長さをそれぞれ求めなさい。
(2)△PQR の面積が 3 となるとき、AP の長さを求めなさ
い。
C
R
(3)3 点 P、Q、R を通る円が辺 AB に接するとき、AP の長
さを求めなさい。
B
P
A
5
1 辺の長さが 1 の正三角形 14 個で囲まれた、へこみのない
多面体をつくる。この多面体は、正三角柱の各側面に正四角
錐をそれぞれ 1 個ずつはり合わせたものと考えることができ
る。また、この多面体の展開図は図 1 であり、図のように点
A、B、C、D、E をおく。このとき、次の各問いに答えなさい。
(1)この多面体の頂点の数を求めなさい.
(2)この多面体において、2 点 A、B 間の距離を求めなさい。
(3)図 2 において、2 平面 P、Q は直線 XY で垂直に交わってい
る。この多面体を、直線 XY と辺 CD が平行となるように、
△CDE を下にして平面 Q におく。平行光線を平面 P に垂直
にあてたとき、この多面体の影がつくる図形の面積を求めな
さい。ただし、この多面体は平面 P から離れた位置にあると
する。