県入試 演習 問1・5 物理分野 対策 A 物理分野 問1 次の各問いに答えなさい。 図のように,同じ種類のビーカーA,Bに異なる量の水を入れ,それぞれのビーカーのふちを同じ強 さでたたいたところ,ビーカーAをたたいたときの方が高い音が出た。この理由として最も適するもの をあとの1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。 棒 水 水 ビーカーA ビーカーB ⒈ ビーカーAをたたいたときの方が,振動数が多いから。 ⒉ ビーカーAをたたいたときの方が,振動数が少ないから。 ⒊ ビーカーAをたたいたときの方が,振幅が大きいから。 ⒋ ビーカーAをたたいたときの方が,振幅が小さいから。 図のような装置を用意し,スイッチを入れて回路に電流を流したところ,コイルはBの向きに振れた。 次に,電源装置の電圧の大きさは変えずに,電熱線を5Ωのものに取りかえ,U字形磁石をN極が下に なるようにして置きかえて,さらに,コイルに流れる電流を逆向きにした。この回路に電流を流したと きの,コイルが振れる向きと,コイルの振れの大きさについての説明の組み合わせとして最も適するも のをあとの1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。 電源装置 −+ スイッチ コイル 電熱線 (10Ω) N S U字形 磁石 A B 電流計 コイルが振れる向き コイルの振れの大きさについての説明 1 Aの向き 図のときより大きくなる。 2 Aの向き 図のときより小さくなる。 3 Bの向き 図のときより大きくなる。 4 Bの向き 図のときより小さくなる。 次の の中の( X )にあてはまる語句と,力F と力F についての説明の組み合わせとし て最も適するものをあとの1∼6の中から一つ選び,その番号を書きなさい。 図のように,2隻のボートA,Bにそれぞれ人が乗り,ボートAに乗った人がロープでボートB のO点に力を加え,F の力でボートBをゆっくりと引いた。その結果, ( X )。これによって, ボートAには力F と逆向きで等しい大きさの力F がはたらいたことがわかった。 ロープ F O A 左← B →右 ( X ) にあてはまる語句 左← →右 力Fと 力F についての説明 1 ボートAは右に動き,ボートBは左に動いた つり合っている。 2 ボートAは右に動き,ボートBは左に動いた 力F は作用で,力F は反作用である。 3 ボートAは右に動き,ボートBは動かなかった つり合っている。 4 ボートAは右に動き,ボートBは動かなかった 力F は作用で,力F は反作用である。 5 ボートAは動かず,ボートBは右に動いた つり合っている。 6 ボートAは動かず,ボートBは右に動いた 力F は作用で,力F は反作用である。 問 Kさんは,圧力について調べるために,次のような実験を行った。この実験とその結果について, あとの各問いに答えなさい。ただし,100g の物体にはたらく重力の大きさを1N とする。 〔実験〕 ① 図 1 のように,各辺が 20cm,10cm,5cm で,質量が 2.4kg の直方体の物体を用意した。 ② 図 2 のように,スタンドを使ってものさしを水平面に垂直に固定し,物体のA面を下に してスポンジの上に置いたときのスポンジのへこむ大きさを,ものさしで測定した。 ③ ②と同様にして,物体のB面,C面を下にしてスポンジの上に置いたときのスポンジのへ こむ大きさを,それぞれものさしで測定した。 ④ ②,③の結果をまとめたところ,下の表のようになった。 ものさし スタンド 物体 10 cm スポンジ 5cm 20 cm C A B 質量2.4 kg 図2 図1 図 1 の物体を水平な床の上に置いたとき,物体には,重力と,垂直抗力の2つの力がはたらいており, この2つの力はつり合っている。物体にはたらく重力を図 3 のように矢印を使って表すとき,物体に はたらく垂直抗力を,図 4 に矢印を使って表しなさい。ただし,解答には作用点も かくこと。また,物体にはたらく重力の作用点は物体の中心にあるものとする。 物体 物体 図4 図5 印ではっきりと 〔実験〕の②で,物体のA面を下にしてスポンジの上に置いたとき,スポンジが物体から受ける圧力 の大きさとして最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。 ⒈ 0.24Pa ⒉ 24Pa ⒊ 240Pa ⒋ 2400Pa 表のXとYにあてはまる値の組み合わせとして最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び,その 番号を書きなさい。ただし,スポンジのへこむ大きさは,スポンジが受ける圧力の大きさに比例するも のとする。 ⒈ X…2.4 Y…0.6 ⒉ X…2.4 Y…1.0 ⒊ X…1.2 Y…1.0 ⒋ X…1.2 Y…1.2 スポンジを垂直におす力の大きさが一定のとき,スポンジが受ける圧力の大きさと力を受ける面積の 関係についての説明として最も適するものを次の1∼4の中から一つ選び,その番号を書きなさい。 ⒈ スポンジが受ける圧力の大きさは,力を受ける面積に比例する。 ⒉ スポンジが受ける圧力の大きさは,力を受ける面積に反比例する。 ⒊ スポンジが受ける圧力の大きさは,力を受ける面積に関わらず一定になる。 ⒋ スポンジが受ける圧力の大きさは,力を受ける面積の二乗に比例する。
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