平成25年度 坂井農業高等学校 学校関係者評価書

平成25年度 坂井農業高等学校 学校関係者評価書
(問) ・学校評価書の成果と課題が適切かどうか。
・成果と課題を踏まえた今後の改善策・向上策が適切か。
・その他
(意見を聞いた方)
PTA副会長
同窓会副会長
(意見欄)
坂井農業高校元校長
合計3名
○教育課程・学習指導
・基礎学力の向上は大切なことであるが、それだけが目標になってはいけない。応用・発展的な学習
や考えさせる学習などを行うことも重要である。
・生徒の学習面での達成率が低いので、家庭での学習習慣の確立が大切である。また、生徒に勉強の
意義を理解させることも必要である。
○生徒指導
・ルールやマナーを守ることは、生活する上での基本であることを徹底して欲しい。
・JR丸岡駅等でのマナー向上指導など、PTA等と連携して取り組むとよい。
・地域に信頼される学校とするため、駅周辺の清掃活動などボランティア活動を充実させるとよい。
○進路指導
・就職先は、社会の動向とも関係する。ミスマッチにならないような指導が必要である。
・ミスマッチかどうかなかなかわからない。生徒や保護者に就職先がどのようになっているのか情報
提供に努めて欲しい。
○保健管理
・歯科での未処置の生徒が多い。健康管理は生活の基本、どう習慣づけを図るかが重要である。
○スペシャリスト育成
・地域と連携した活動によく取り組んでいると思う。今後とも更に地域連携に努めて欲しい。
・本校の地域連携の取組みへの保護者の満足度が99%と高い。この項目については、過去の数字も
高く推移しており十分達成できている。他に様々な取組みを行っていると思うし、また、新高校の開
校とも絡むので、次年度は項目について検討したらどうか。
○図書指導
・図書室の利用率が低い。学習指導以外で図書室利用拡大をどう進めていくのか検討が必要である。
・インターネットで検索してしまうなど生徒の読書離れが進んでいる。読書の必要性を伝える指導や、
生徒の希望を取り入れた本の購入、クラスごとに本の貸出数を競わせるなどの工夫が必要である。
○保護者との連携
・保護者には応援してもらうというスタンス。そのためには、保護者に学校の活動状況をよく知って
もらうことが必要である。情報発信の方法として学校新聞やHPの活用があるが、HPは更新を頻繁
に行うなどの努力が必要である。
○全体
・全体的に教職員の指導の効果が現れており、おおむね目標を達成していると評価できる。指導効果
がすぐに表れないことも多くあるが、今後とも地道な指導をお願いしたい。
・4月には坂井高校が開校する。様々な課題があると思うが特色のある取組みを進め、地域・保護者
から評価される学校づくりをして欲しい。
○学校関係者評価を踏まえた今後について
・校内公開授業の充実や他校公開授業への積極的な参加など「わかる授業」づくりに取り組むととも
に、集会やLH等で、学習に取り組む姿勢や勉強の必要性を伝えていく。
・地域産業界および大学等との連携をさらに深めるとともに、キャリア教育を充実させ、生徒1人ひ
とりのニーズにあったきめ細かい進路指導を行っていく。
・朝学習、朝読書の取組みを充実させ、基礎学力の向上や読書習慣の確立、学習に向かう態度の育成
を行う。