平成27年度 学校関係者評価書 - 福井県立坂井農業・坂井高等学校

平成27年度 坂井農業・坂井高等学校 学校関係者評価書
(問) ・学校評価書の成果と課題が適切かどうか。
・成果と課題を踏まえた今後の改善策・向上策が適切か。
・その他
(意見を聞いた方)
PTA会長
同窓会副会長
坂井農業高校元校長
合計3名
(意見欄)
○教育課程・学習指導
・教員の努力が生徒保護者に浸透していない傾向が所見され、更なる努力が望まれる。
・目標を明確にすることが、努力につながると思う。
・生徒一人ひとりの学習意欲が上がるような授業をお願いしたい。
○生徒指導
・今回のアンケート結果からは、良好に見える。以前は問題傾向が見られたが、改善している。今後
とも注意深く継続した指導をお願いしたい。
・ルールを守るというだけでなく、マナーの向上を常に教育してほしい。良い事例は、積極的に集会
などで知らせることが大事。
・自己の身だしなみに日々気遣い、成果が上がっている。
○進路指導
・進路先の積極的な開拓が必要である。とくに次年度から8クラスになり対策が必要である。
・進路指導は学校教育の要。大きな課題と考える。
・生徒の適性に応じた進路指導を保護者と密に行ってほしい。
○保健管理
・教員と生徒に認識の乖離がみられる。環境に対する社会的意義の観点からの指導が望まれる。
・健康が人生で最も大事であることを徹底し、常に自己管理のできる力の育成を。
・校内外の清掃の強化、促進をお願いしたい。
○図書指導
・図書室の利用実態が従来と変わらないと思われる。読書の重要性に鑑み、積極的な指導が必要。ポ
イント制により成績表に加点したらどうか。
・読書の大切さを指導して欲しい。紙媒体は今後もまだまだ重要である。
・専門的な書物の充実をお願いしたい。
〇保護者との連携
・アンケート結果からは、良好に思われるが、保護者意見からは、更なる連携強化が望まれる。
・保護者を学校に来てもらうようにすることは大切であるが、講演という形だけでなく、学校施設を
利用した体験など保護者同士が交流できるような工夫が必要である。
・PTA活動への関心は年々高まってきている。気兼ねなく参加できる行事を考えていきたい。
〇安全管理
・生徒の中には意欲に欠ける面がみられる。若者として必要な社会的使命感(他人を助ける)を植え
付けてほしい。
・防災(減災)などは、常に情報を提供し、生徒が積極的に関われるようにすること。
・近年災害が増えてきているので、防災意識の向上に努めて欲しい。
○専門教科指導
・概ね良好と思われるが、次の2点を特に提起したい。 ①地域社会、企業、公共団体との積極的な
連携 ②資格取得教育の徹底
・どの大学科も無難な目標設定であり、どこも似たり寄ったりである。各大学科の独自路線を強調す
る項目と学科横断的に実施する項目の両面で進めるとよい。
・生徒の専門教科への学習意欲は上がってきており、今後も内容を充実させてほしい。
・ビジネスコースで実施した楽天との連携授業の取組みは大変よかった。
〇全体
・統合が順調に推移していることを高く評価しているが、さらに次の2点を要望したい。 ①校風の
更なる高みに向けてPR戦略を立て、本校を目指す生徒の高まりを期待する。 ②クラブ活動の成果
を高め、マスメディアの積極的活用を促したい。
・学校規模が大きくなっても中身が伴わないといけない。地域が関心を持って応援してくれるように
特色ある取組みをし、それを積極的にアピールすること。
・学校の情報をスピード感を持って発信できるのはHP。もっと頻繁に更新を行うこと。
・全体的には成果が出てきていると思われる。教員がより高度な目標設定をし向上していくことが、
生徒の向上につながると思う。目標を高く持ち、継続的した指導をお願いしたい。
・様々な面で、地域との交流や連携が進んでいるようだが、このことは今後とも重要な課題である。
・各分野とも目標を十分達成できていると思われる。その他の細かいところの指導もお願いしたい。
○学校関係者評価を踏まえた今後について
・校内公開授業の充実や他校公開授業への積極的な参加、ICTを活用した授業の実践など引き続き
「わかる授業」の実践に取り組む。
・定期考査の日程や学習会の計画をHP等を通じて保護者に伝え、家庭での学習に対する会話等によ
ってお互いの意識を高めるなど、家庭との連携を深める。
・インターンシップやデュアルシステムの取組みを充実させるなどキャリア教育の推進に努めるとと
もに、PUTの時間を活用し、生徒1人ひとりの適性にあったきめ細かい進路指導を行っていく。ま
た、HP更新頻度の増加や進路通信の内容を充実させ、保護者への情報発信をきめ細かく行う。
・朝学習、朝読書の取組みをさらに充実させ、基礎学力の向上や読書習慣の確立、学習に向かう態度
の育成を行う。
・学科の枠を超えた取組みを行い、総合産業高校としての強みを生かした教育活動を推進する。
・地域交流祭を実施し、本校の特色ある教育の成果発表の場とし、本校の教育力を地域に積極的にア
ピールする。