平成26年度 坂井農業・坂井高等学校 学校関係者評価書

平成26年度 坂井農業・坂井高等学校 学校関係者評価書
(問) ・学校評価書の成果と課題が適切かどうか。
・成果と課題を踏まえた今後の改善策・向上策が適切か。
・その他
(意見を聞いた方)
PTA会長
同窓会副会長
坂井農業高校元校長
合計3名
(意見欄)
○教育課程・学習指導
・計画を立てた学習が必要である。また、各教科について、学習の目的を明確にさせることが大切で
ある。
・目標指数は80%以上に設定した方がよい。
○生徒指導
・ルールやマナーについては、継続的・日常的な指導が必要であるが、これまでほぼ目標が達成して
いるようなので、次年度は新たな目標を設定した方がよい。
・遅刻者への対応として、保護者に正確な情報を書面にて知らせて連携を図ることはよい方法である。
・行儀の良い、服装の乱れのない高校生となるように指導を惜しまないでほしい。そのことが立派な
社会人へとつながると考える。
○進路指導
・第一志望の内定率を高めることや、ミスマッチにならないような指導が重要である。
・坂井高校として 1 年が経過した。これまでの坂井農業、春江工業、金津、三国からの就職先だけで
はなくて、坂井高校としての新たな就職先を開拓する必要がある。
・就職した生徒が1.2年目で早期離職した場合、その生徒をフォローする体制ができるとよいと思
う。
・進路通信の中身をもっと充実することにより、読み手となる保護者は、読むとためになるとの意識
を持ち、もっと情報提供が進むのではないか。
○保健管理
・これまでほぼ目標が達成しているようなので、次年度は新たな目標を設定した方がよい。
○図書指導
・活字離れ、スマホの普及により本を読まなくなる傾向にあるが、本を読むことは大切である。読書
の重要性を自覚させ、調べもののための図書館利用ではなく、文学作品などを読む利用者の増加を図
るようにしなければならない。
〇保護者との連携
・保護者が参加したくなるような魅力のある行事の設定が必要である。
・保護者からのPTA活動に対する提案として、今年度の活動は①学校祭のバザー②朝の声掛け運動
だけであった。今年の全国高P連の活動報告を聞いていると、花壇を作ったり、清掃活動を行ったり
盛んに活動している。今後は行事を増やす方向で協議し、坂井高校としての新しいカラーをPTAも
作っていく必要がある。
〇安全管理
・安全管理について、最近、災害がよく起きる。防災と減災がよく言われる。自然災害では、最近、
坂井市では竜巻があった。学校の授業である災害を想定した取り組みを行い、またそれを家庭で話し
合うことで効果がある。
・予告なしの避難訓練を行ってはどうか。これはとても効果があると思われる。
○専門教科指導
・ビジネスコースにある「基本的なマナー」の育成が学校全体に拡がっていくとよい。
○全体
・今まで坂井農業高校は、地域に密着した地域とのふれ合いの場の提供、幼稚園・小学校との交流活
動を行ってきた。今後多くのコースの活動を拡大し、地域との交流を進める活動をしていってほしい。
・学校祭は、学校内だけの場だけでなくもっと別の場所に出て、新しい坂井高校のアピールをしてい
ったらいいのではないか。
・坂井高校になり生徒数が急増している。安全管理上、保護者の送迎の自動車の進入路などのルール
を決め保護者へ徹底していくべきだ。
・HPの更新は、月に1度のペースでは少ない。週1度のペースでないと見てもらえないのではない
か。また、生徒が発信するコンテンツが必要ではないか。
○学校関係者評価を踏まえた今後について
・校内公開授業の充実や他校公開授業への積極的な参加、ICTを活用した授業の実践など「わかる
授業」づくりに取り組む。
・集会やLH等で、学習に取り組む姿勢や勉強の必要性を伝えていくとともに、生徒に計画を立てさ
せ、自己評価させるなど、生徒の計画的な学習に対する意識付けを図る。
・坂井地区の産業界、行政、中学校・高校が連携し、職場体験やインターンシップの取組みを充実さ
せるなどキャリア教育の推進に努める。また、PUTの時間を活用し、生徒1人ひとりのニーズにあ
ったきめ細かい進路指導を行っていく。
・朝学習、朝読書の取組みを充実させ、基礎学力の向上や読書習慣の確立、学習に向かう態度の育成
を行う。
・各コースの特徴を出した地域交流祭のような発表の場を考えていく。