平成25年度 福井県立奥越特別支援学校 学校関係者評価書 (問) ・学校評価書の成果と課題が適切かどうか。 ・成果と課題を踏まえた今後の改善策・向上策が適切か。 ・その他 (意見を聞いた方) PTA役員、学校医、地域住民、元校長 ・概ね一人ひとりの障害の状態に応じた取り組みがなされていた。 ・個別の教育支援計画と個別の指導計画が作成することとなっているが、実際の取組と ○教育課程・学習指導 の整合性について丁寧に評価していく必要がある。 ・保護者との連携ということで、学校行事等において連携がとれていたと思う。文化祭等 においては、さらに保護者参加型の企画等ができるとよかった。 ○研究・図書 研修、研究 ・研修を多く取り入れ、教員の資質向上に取り組んでいたと思われる。但し、研修内容 について、もっと保護者に見える形にするといいだろう。 ・キャリア教育というテーマのもと、小学部・中学部・高等部の各学部の取組について、 研究授業や授業研究を通して深めることができていたのではないだろうか。さらに、どの ように取り組んできたか保護者等に示すことができると良い。 ・一人ひとりの児童生徒へのかかわりについて、十分でない部分もあった。授業や行事 の中でも一貫した取組ができると良い。 ○生徒指導 ・地域に開かれた文化祭ということで、多くの地域の方々が参加できて良かった。 ・児童生徒の取組については、全校集会の中でどういった活動がなされていたか、保護 者等を含め外部への情報発信の仕方を検討していけると良い。 ○保健管理 ・救急体制など丁寧な対応がなされていた。給食管理も、児童生徒一人ひとりへの細か な配慮がなされていて素晴らしい。 ・校舎がとてもきれいだった。児童生徒が清掃活動に取り組んでいるとのことだが、一 人ひとりに応じた取組がなされていると伺い工夫されていると思った。 ○相談支援 ・奥越地域の保育園から高等学校までの相談に対応しているということで、大変ありが たい。さらに、各種学校等において教職員研修や出前授業も行っているとのこと。奥越 の各学校との連携ということで、さらに充実していって欲しい。 ・きょうだい会の意義については十分大切なことと考えている。参加の仕方について、例 えば学校行事等においてボランテイアとして参加するなど、参加しやすい企画をお願い したい。 ○進路支援 ・小学部では職場見学、中学部では職場体験、そして高等部で現場実習と体系的な取 組がなされていることは評価できる。 ・但し、どのような取組が実施されていたかが、他の学部には見えてこなかった。例え ば、高等部の実習先一覧とか、さらに見える形があると良い。 ・関係機関との情報の共有化としてどのように対応してきたか、例えば事例を紹介しな がら情報を提示するといいだろう。また、研修内容について、保護者が全員参加できな かったことから、その紹介があると良かった。 ○全体(総括) ・開校一年目ということで、児童生徒一人ひとりの対応について丁寧にすすめることが できたのではないだろうか。知的障害、肢体不自由、病弱のという総合特別支援学校と して、今後ますます様々な教育的ニーズがあるが、きめ細かく対応していって欲しい。 ・居住地校交流を含めて、学校間交流など積極的に進めていることが伺える。これから も、さらに各学部の取組、特に高等部作業班の取組について、積極的に情報発信を行っ ていって欲しい。 (学校関係者評価を踏まえた今後について) 学校関係者を踏まえ 一つひとつの取組について、周知されているものもあれば、そうでないものもあるよう た今後の対応につい だ。学校での活動が、保護者をはじめ地域の方々に十分理解されるよう工夫していく必 要がある。また、本校の特色として交流及び共同学習やキャリア教育を掲げているが、 て 推進していくにあたっては関係機関との連携を密にしながら、各方面への情報発信を工 夫しながら取り組んでいきたい。
© Copyright 2025 ExpyDoc