26年度学校評価を掲載しました(3月12日)

平成26年度 敦賀工業高等学校 学校評価書
項目
共通項目
1
教育課程
学習指導
研修
具体的取組
成果と課題
改善策・向上策
教員は、昨年度同様に年間学習指導計画に従い授業を進
めることができた。これは、教員が生徒の実態を把握し、
綿密な計画の元に授業を展開した結果であると思われる。
①年間学習指導計 生徒アンケートでも授業を理解できた生徒の割合が増え
画を作成し、計画 た。これは昨年のアンケートの結果を踏まえ、各先生が授
に従って授業を展 業の進度を考慮したものと思える。
「スクールプラン」の周知度については、今年度初めて
開する。
行い44.9%であった。これは、今年度はPTA総会で
配布する冊子にのみ「スクールプラン」が表記されており、
保護者への認知度が低い思われる。今後、配布方法等の周
知の検討が必要だと思える。
職員間で授業を見せ合う機会や、授業の方法を向
上させるための研修等をより充実させ、生徒にとっ
てより良い授業を行う。また、定期考査の結果を考
慮し進度具合を調整する。
保護者に学習内容等を周知させるために図書総務
部と連携し、PTA総会への参加者をより多くする
工夫をする。
「スクールプラン」の配布を方法を検討し、保護
者への周知方法を考える。「スクールプラン」配布
以外に課題研究発表会等での学習内容紹介を充実さ
せる。
教員の「わかる授業」への取り組みは、本年度も充実し
た。この目標を設定して6年目になり、取り組みの意図が
職員により浸透し、実践も充実しているものと思われる。
生徒の授業内容への理解度・進度はここ数年上昇してお
り、成果が見られる。授業内容への理解度・進度は10
0%が理想であるので、さらに向上させる工夫が必要であ
る。
「わかる授業」への取り組みを進めるため、職員
間で授業を見せ合う機会や、授業の方法を向上させ
るため職員一人一人が更なる努力・研鑽をするよう
な研修等を充実させる。
生徒自身および保護者の子どもに対する身だしなみや挨
拶への評価は良好であった。生活指導部と全教員が協力し
て展開した指導が成果をあげたと考えられる。
しかし、保護者からは「よくできた」よりも、「おおむ
ねできた」の回答が多く、校外での生徒の意識の緩みが推
①身だしなみや挨 測できる。
拶の指導を徹底す 保護者への情報提供を行い共通理解に努め、今後もさら
る。
に協働して指導を行うことができるようにしたい。
服装・頭髪検査を毎月継続して実施していく。特
定の生徒が繰り返し身だしなみについて注意される
傾向がある。これらの生徒に対して、担任、学年主
任、科長、生活指導部での段階的な個別指導を徹底
する。また、家庭との連絡を密にし、連携した指導
を行う。
特に3年生は、就職に向けての面接試験に向け
て、着こなしに関する研修を行い、生徒の身だしな
みを整える意識を向上させる。
教職員が協力して、遅刻指導を行い遅刻回数が年間1回
以下の生徒が85%(昨年度83%)と成果を上げた。
しかし、昨年度実績(年間累計遅刻数192件)をもと
②遅刻の上限目標 に、年度当初に立てた年間目標数169件以下に対し、達成
を設定し、遅刻防 が不可能な状況になっている。
止の指導を徹底 通常の遅刻を繰り返す生徒には生活習慣の改善を促すた
し、規律ある生活 めに反省作文を課し、遅刻を繰り返す生徒に対しては早朝
をさせる。
の奉仕作業を課す等の指導を行ってきたが、不登校傾向の
生徒に対しては、また別の指導が必要である。
来年度も年間累計遅刻上限目標数を設定する。さ
らに、PDCAの観点から月間の遅刻上限目標数も設定
し、管理限界を超えたら、「遅刻ゼロキャンペー
ン」を実施し、「時間を守る」という基本的生活習
慣が社会生活に大変重要であることをホームルーム
や集会など様々な機会をとらえ、生徒に伝える。
遅刻を繰り返す生徒に対しては、家庭との連携を
密にした指導を行う。
教員の意識という点では数値は昨年度より低いが、これ
はむしろ現実的な捉え方になったと解釈すべき。生徒に関
しては前年度の反省から下級生への積極的な取り組みが功
を奏して、目標値にわずかに届かなかったが意識向上が窺
える。保護者に関しても子どもとの話し合いを十分持つこ
とができたという回答は昨年度並みとなっている。
今年度の成果を受け、次年度も「下の学年からの
意識付け」を目標に1年生と2年生への啓発改善に
力を入れていく。また、3年生に対しても学年会と
協力して早い時期からの進路意識向上に取り組み、
満足のいく進路選択を目指していく。保護者に対し
ては今年度同様各種行事への積極的参加を呼びかけ
たい。
3年生生徒の成果の捉え方はは高い水準で昨年度より微
増。昨年度の保護者側のダウンを生徒との連動と推測した
が、保護者の満足意識もアップしており、推測通りの結果
となっている。高校生活最初から震災後の世代ということ
で、状況を現実的に捉え、また地元企業への意識付け等も
奏功しているようである。
大手企業からの求人が期待通りでなかったもの
の、求人数全体として地元企業を中心に前年度より
も増加し、本校への期待は依然として高い。こう
いった地元からの声を生徒にも保護者にもできるだ
け伝え、地域の活力となることを目標にできるよう
に働きかける機会を増やすことで、就職する生徒が
真剣に取り組み、保護者もその成果を満足できるよ
う行事の場や進路便りなどを通じてアピールする機
会を増やしていく。
②校内授業研究を
行うことで授業力
向上を図るととも
に、生徒の適性を
見極め、各授業に
おいて生徒が主体
的・積極的に取り
組める工夫をす
る。
共通項目
2
生徒指導
共通項目
①進路集会・進学
説明会・職場見学
等を行い、適切な
情報提供をするこ
とで、進路意識の
高揚を図ると共
に、自分にあった
進路選択を考えさ
せる。
3
進路指導
②模擬面接・講演
会・実力試験等を
通し、基礎学力や
社会人として巣立
つためのコミュニ
ケーション能力や
マナーを向上させ
る。
独自項目
毎朝の健康観察により、担任から保健部や教科担当者へ
生徒の健康状態を知らせることができたため、生徒の健康
状態に配慮した対応ができた。毎朝の健康観察は体調を崩
①規則正しい生活 している生徒の把握と保健室来室時のより詳しい問診につ
を心がけ、自ら進 ながるなどの効果があった。
んで健康管理をさ 8割以上の生徒が自らの健康管理ができたと答え数値も
上がっている。保護者の子どもに対する評価とほぼ同じで
せる。
あった。残り1割のあまりできなかった・できなかったと
いう生徒の数を減らすことが課題である。
4
保健管理
②清掃指導や監督
を適切に行い、自
主的に環境をきれ
いに保ち、その必
要性を学ばせる。
清掃に関する意識は教職員、生徒とも高いことがわか
る。毎日の清掃時間には、ほとんどの生徒が真面目に取り
組んでいる。今年度も保健委員会では、週1回の清掃点検
実施した。評価の数値も向上している。
9割以上の保護者が校舎内外の清掃がほぼ行き届いてい
ると答えており、これは昨年度よりも増えた。
「保健だより」を通じて、規則正しい生活と自らの
健康管理についての必要性を伝えていく。保護者向
けへの情報も今後増やす。また、健康に関する図書
を図書室や保健室に置いて生徒が閲覧できるように
し、自己健康管理への意識を高める。
また、特別清掃活動を行事に合わせて実施しい
る。
継続して校内美化の意識を高める。するとともに、
外掃除も計画だてて行う。
平成26年度 敦賀工業高等学校 学校評価書
項目
独自項目
5
家庭
地域との
連携
具体的取組
成果と課題
改善策・向上策
①奉仕活動、教育
懇談会、市内巡
視、交通安全等、
保護者と教職員の
共同事業を実施す
る。
奉仕作業や交通安全指導は教員と保護者が共同して取り
組み、事業への意識や参加しての満足度は高い。また生徒
もPTA活動が学校生活をサポートしているとして、評価
の数値が、昨年よりさらに増加した。
ただしPTA総会では成績表渡しや授業参観を行った
が、出席人数の増加にはつながらなかった。今後は授業参
観以外でも、生徒の活動を保護者に紹介するなど、保護者
が学校に来てもらえる内容を盛り込みたい。
PTA総会時の日程では、地元企業説明会以外に
も、生徒や保護者に対して有益な機会となるよう内
容を工夫する。
開催時期は今年度同様の時期とし、中間考査の成
績を含めた内容の保護者懇談会や授業参観を実施す
る。生徒の学習成果を保護者に紹介するなど、総会
時の内容を魅力的なものにしていきたい。
広報「敦工」の発行については、保護者のほとんどが高
く評価している。またホームページからも学校での活動の
様子がよく伝わったと評価している。学校行事やPTA行
事の案内は、その都度ホームページでお知らせしている。
しかし学校から生徒を通しての保護者宛て文書が、十分
に伝えられなかったことは改善していきたい。
PTA広報部会では、保護者の方々の意見をいた
だきながら、さらに内容を充実させた、広報「敦
工」の発行を目指す。
ホームページでは、学校行事の案内、部活動や資
格試験など、生徒達の活動内容や成果をその都度、
より詳細に紹介する。
学校からの保護者宛て文書は、すべて家に持ち帰
り必ず渡すよう繰り返し伝えていく。
読書に対して興味や関心が少しでも高まるようにと、読
書アンケートやそれに基づいた書店への買い出しを行って
いる。新刊案内や図書の配置なども工夫している。教員の
ほとんどが利用しやすい図書室であると評価している。
生徒の意見を反映した図書の選定がなされているかの問
いに対しても、図書室に読みたい本が揃っていると回答し
た生徒は昨年より増加した。
読書アンケートの実施では、生徒や教員の意見が
より反映されるように工夫する。また、図書室から
の推薦本の紹介も積極的に行う。書店での書籍買い
出しの方法や時期についてもさらに改善し、読書へ
の興味や関心が向上するような機会とする。
②学校と家庭との
連携をはかるた
め、ホームページ
やPTA新聞の発
行を通して、学校
の情報を保護者に
提供する。
③毎月の新刊案内
や書籍買い出しを
通し、本への興味
や読書の習慣を身
につけさせる。
避難訓練の実施内容は、ほぼ全職員が適切だったと回答 各地で頻発している地震を教訓とし、災害への備
し、生徒も真剣に取り組めたと回答している。今年度初め えや避難場所の確認など、日頃から防災への関心を
①避難訓練を行 て防火扉を閉じた状態での、避難訓練を実施したことは良 さらに高めるように取り組む。
い、災害発生時の い経験になった。
避難経路の確認や 今後も災害発生時の避難方法や避難経路の確認と、防災
防災意識の向上を 意識の向上をはかる必要がある。
はかる。
独自項目
6
安全管理
施設設備
独自項目
7
工業技術
教育
例年、教職員と生徒による一斉安全点検をしている。
生徒はまじめに、小さなことも報告し、安全点検に協力し
てくれ報告してくれる。見つけた危険箇所は、事務と相談
してすぐに改善するようにしている。また、今後も日常的
に安全点検を心がける。
生徒による校内安全点検を実施した結果、生徒自身に学
校生活における安全管理への意識と理解が深まっている。
今後も、教職員および生徒による安全点検を確実
に行い、危険箇所については速やかに改善する。や
むを得ず改善できない箇所については、生徒に危険
がないような処置を行う。来年度も、安全点検調査
報告をもとに、事務室と協力して、できるものは迅
速に行う。
昨年度に引き続き産業界との連携のより一層の強化を
図った。今年度は、敦賀駅に、各科協力してクリスマス用
のスタードームイルミネーションを設置した。
各科2年生2名に対して、夏季休業中に10日間の実践的長
期企業実習を実施した。また、各科ごとに高度技術者か
①産業界との密接 ら、3時間の技術指導を年間2回受け、高度な技術に触れる
な連携による心を ことができた。また、M・E科では、熟練技能者から実習時
込めたものづくり 間で、62時間、シーケンス技術の指導を受けた。A科で
を推進する。
は、福井県建築組合連合会からの協力を得て、建築大工技
能検定3級の指導を受け、生徒の実践的な知識・技能のレ
ベルアップを図った。また、ものづくりコンテスト福井県
大会で入賞し、北信越大会へも参加した。
企業の生産現場を支える担い手として基礎的な知
識・技能の定着、実践・応用力、意欲等の育成が必
要であるという観点から、従来行っていた工場見
学、インターンシップに加え、実践的長期企業実
習、職業教育アドバイザーの招聘、高度技術の指導
者の招聘、特別非常勤講師(熟練技能者)の招聘、
難関資格取得のための指導者の招致等、地域・外部
との連携を強化して、継続して実施する。
生徒は課題研究に熱心に取り組み、充実感を得た。
1月には各科で発表会を行い、その代表によるプラザ萬
象での課題研究発表会は、本校生徒に加え中学生および保
護者、企業関係者等を招き実施し、高い評価を得た。各科
の3年生が取り組んだ内容のパネルや製作作品の展示も
行った。審査の結果、電気科の「癒やしロボットの製作
~Heal Voice~」が県工業学科課題研究発表会の本校代表
に選ばれ、県の工業科の発表会では、「ライオンズクラブ
賞」を受賞することができた。
課題研究では地域と連携した取り組みをさらに推
進し、地域貢献・エコ・エネルギー・環境問題等に
関するテーマ等の研究にも積極的に取り組んでい
く。
近年、プレゼンテーション能力を企業から求めら
れており、その能力を伸ばす機会として引き続き、
各科の発表会では全員が発表を行う。また、中学生
や企業関係者を招いた校外施設での発表会も継続し
て実施する。
資格取得、検定試験合格をめざし、朝補習・授業や放課
後補習まで、各科とも万全の指導体制で臨んでいる。
本年度も資格・検定等、多くの分野で成果を得ることが
できた。資格・検定に積極的に取り組めたと感じいる保護
者や生徒の割合は80%以上であった。
今年度のジュニアマイスターでは、特別表彰3名、ゴー
ルド30名、シルバー33名が取得することができた。
さらに、合格率の低い資格においては、補習等を強化し
合格率を上げる。
家庭での学習を十分に行うことを前提として、各
自に受験申し込みをさせるなど、生徒自身の資格取
得に対する意識をより向上させる指導を行う。部活
動との両立を図るため、朝補習を充実していく。
年度当初に配布する「学習の手引き」に試験の種
類や日程・検定料等を記載し保護者との連携を密に
する。また生徒に配布する受験案内等が保護者へも
渡るように指導する。
②日常的に危険箇
所のチェックに努
めるとともに、定
期的に安全点検を
行う。
②学科ごとの課題
研究発表会を開
き、代表による発
表会も開催する。
その際、中学生・
保護者・企業関係
者・一般市民を招
き、説明パネルや
作品を展示する。
③検定や資格試験
への積極的挑戦と
合格率アップを目
指しジュニアマイ
スターの取得者を
増やす。
平成26年度 敦賀工業高等学校
学校関係者評価書
(問)
・学校評価書の成果と課題が適切かどうか。
・成果と課題を踏まえた今後の改善策・向上策は適切か。
・その他
(意見を聞いた方)
PTA役員 3 名 (PTA会長 副会長 他) 校長、部長等 6名
(意見欄)
○教育課程・学習指導・研修
保護者には、スクールプランの認知度が低い。スクールプランの意味と重要性を説明する機会が必要。
○生徒指導
遅刻をしない生徒は増加している。皆勤者の数も多い。全体の遅刻数は、年々減少しているが下げ止まりの
傾向がある。多様な生徒がいるので、指導は難しい面もある。目標値を年々下げてきたが、適正値について
検討する。
○進路指導
就職への意識は高いので、1、2、3年生全体への進路行事があってもいいのではないか。難しいが、PTA総会
の時に行い、参加者が増えるとよい。
○保健管理
保健委員が作る「保健だより」が広報に役立っている。自己健康管理力は上がっている。
掃除も頑張っているので表彰等考えてはどうか。
○家庭・地域との連携
保護者が学校へ足を運んでくれるような企画を今後も考えていく。生徒が資料を保護者に渡さないことがある。
保健委員会による生徒発表を、好評でしたので来年も、ぜひお願いします。
○安全管理・施設設備
施設の老朽化は、PTAと学校が協力して県へお願いしていく。
○工業技術教育
課題研究発表会には、一般のPTAの方にも見ていただきたい。立派にプレゼンテーションしていて
たいへんよい。質問への回答もしっかりしていた。
生徒の、資格等への取り組みもよかった。
○全体(総括)
子供は、学校が楽しいと言っている。体育祭等、生徒の団結力はすごい。
1年から3年生になるほど満足度が増しているので、保護者を巻き込み進路につなげていきたい。
素晴らしい学校になってきている。
○学校関係者評価を踏まえた今後について
卒業式や課題研究発表会への企業からの参加者がたいへん多い。
今後も多くの企業と協力しながら、企画を考える。
保護者には、学校へ来る機会を増やしていきたい。