PDF:90KB - 群馬労働局

厚生労働省
Press Release
群馬労働局
厚
生
労
働
省
【照会先】
群 馬 労 働 局 発 表
群馬労働局労働基準部労災補償課
平成27年2月4日
課
長
小
出
昌
司
労災管理調整官
天
笠
守
男
(電話)027-210-5006
高崎労働基準監督署における文書の誤廃棄について
群馬労働局(局長 内田
昭宏)は、高崎労働基準監督署(署長
佐藤
敏夫)において発生した個
人情報を含む文書の誤廃棄について、下記のとおり当該事案を確認の上、必要な措置を講じましたので、
概要をお知らせします。
記
1
概要
高崎労働基準監督署(以下「高崎署」という。)において、Aさんから提出された休業補償給付支
給請求書(第1回)(以下「請求書」という。)を誤ってシュレッダーにより裁断し廃棄する事案が
発生した。
この文書には、Aさんの住所、氏名、口座番号、所属事業場の名称、受診医療機関の名称、診療
担当者の氏名等の情報が記載されていた。
2
事実経過等
(1) 平成27年1月26日、Aさんから提出代行者を介して高崎署に請求書が提出された。
(2) 同日、高崎署職員は、請求書をシステム端末から受付入力する作業を行った。この作業中、
入力した内容を確認するための出力紙をシステム端末から出力したが、職員は入力内容を確認
後、不要となった出力紙をシュレッダーで裁断すべきところ、誤って請求書を裁断した。
職員は、その直後に誤って請求書を裁断し廃棄したことに気付き、請求書の断片をすべて回
収した。このため、当該請求書が外部に流出した事実はない。
(3) 同日、高崎署は、Aさんに電話にて事情を説明し、謝罪を行い、了承を得た。
翌日、高崎署は、Aさん宅及び関係者を訪問して、事情を説明し、謝罪を行い、了承を得た。
3
再発防止対策
(1) 高崎署においては、平成27年1月27日に全職員に対して本事案の概要を説明するととも
に、シュレッダーにより書類を裁断する場合には、複数の職員により事前に裁断の可否を確認
して廃棄することを徹底した。
(2) 群馬労働局においては、同月28日に管下労働基準監督署長に対し、本事案の概要を周知す
るとともに、不要文書をシュレッダーにより廃棄する場合の手順を具体的に示した上で、改め
て、全職員に対し個人情報の適正な管理・取扱いについて徹底するよう指示した。