厚生労働省 群馬労働局 Press Release 厚 生 労 働 省 群 馬 労 働 局 発 表 平 成 29 年 2 月 21 日 【照会先】 群馬労働局労働基準部労災補償課 課 長 星 野 兆 平 労災管理調整官 桑 原 茂 (電 話) 027-896-4738 群馬労働局における文書の誤送付について 群馬労働局(局長 半田和彦)は、労働基準部労災補償課(以下「労災補償課」という。)にお いて発生した個人情報を含む文書の誤送付について、下記のとおり当該事実を確認の上、必要な措 置を講じましたので、概要をお知らせします。 記 1 事案の概要 労災補償課において、保有個人情報の開示請求があったA氏の労災保険給付に係る調査書等 の開示についての意見照会文書(以下「照会文書」という。 )をB事業場及びC医療機関に対し て送付するべきところ、入れ違えて各々に誤送付するという事案が発生した。 B事業場に送付された照会文書には、A氏の診療録の写し、診断書の写し、C医療機関に送 付された照会文書には、A氏の履歴書の写し、賃金台帳の写し、タイムカードの写し、健康診 断結果等の情報写し、B事業場の労働者名簿等の情報が添付されていた。 2 事案の経過 (1) 平成 29 年 2 月 7 日、労災補償課職員Dは、A氏からの保有個人情報開示請求に係る文書 の開示決定を行うに当たり、B事業場及びC医療機関へ照会文書を送付した。 (2) 同月 13 日、C医療機関から労災補償課あてに、B事業場宛の照会文書が届いた旨の連絡 があり、誤送付が発覚した。また、B事業場にはC医療機関に送付する照会文書が誤送付さ れていることが判明した。 (3) 同日、B事業場及びC医療機関を労災補償課長が訪問して謝罪の上、了承を得るとともに、 該当文書を回収した。 (4) 同月 14 日、A氏宅に労災補償課長が訪問して事情を説明し謝罪した。 3 発生の原因 個人情報を含む郵便物の発送に当たっては、発送前に封筒の宛名と封入物の内容を複数名で 確認することになっているが、封筒への封入時と封緘時の確認が不十分だったこと。 4 再発防止策 (1) 労災補償課においては、平成 29 年 2 月 14 日、労災補償課長から課内の全職員(非常勤職 員を含む。 )に対して本事案の概要と問題の所在について具体的に説明し、文書発送時の確 認作業を厳格に実施するよう指示した。 (2) 群馬労働局においては、同日、労働局長等から局内各部課室長並びに管下の全ての労働基 準監督署長、公共職業安定所長に対して本事案の経過説明、文書発送時には1枚ずつ送付 先・送付書類の確認を複数名で行うなど、個人情報の漏えい防止の徹底を指示した。
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