厚生労働省 Press Release 群馬労働局厚生労働省【照会先】群馬労働局発表群馬労働局総務部総務課平成２７年３月２４日課長木村英俊人事計画官永田卓也（電話）０２７－２１０－５０００職員の処分について群馬労働局（局長内田昭宏）においては、下記のとおり、職員の非違行為が判明し、本日、当該非違行為者に対し、国家公務員法に基づく懲戒処分等を行いましたので、公表します。１事案の概要（１）職員Ａは、平成２５年１０月頃、群馬労働局総務部に勤務していた非常勤職員（Ｘ）について、平成２５年１２月から職業安定部で非常勤職員として採用されるよう同部関係者に働きかけを行い、同部において、この非常勤職員を１２月より採用した。（２）また、職員Ａは、平成２６年３月頃、職員Ｂに対し、Ｘを平成２６年度に非常勤職員として採用できるよう、採用枠の確保を依頼するとともに、平成２６年７月、同枠の配付先となった公共職業安定所関係者に対し、採用してほしい旨を働きかけた。（３）平成２６年７月、上記働きかけが原因で、同公共職業安定所内において職員Ａに対する誤った言動が生じていると聞いた職員Ｂは、同所に出向き、当該言動を行ったとされる同所職員に対し、局管理職として業務上不要な聴取を行った。（４）以上の行為については、公募によるべき採用手続を適切に行わなかったものと認められるとともに、管下職員に対する不適切な聴取であったと認められる。２処分量定（１）非違行為者 ○ 懲戒処分職員Ａ局管理職 ○ 減給 1 月（１／１０）矯正措置職員Ｂ局管理職訓告（２）管理監督者 ○ 矯正措置３局長厳重注意（口頭）局長（当時）厳重注意（口頭）処分年月日平成２７年３月２４日４再発防止策（１）平成２６年１１月、所属長及びパワーハラスメント相談員を対象とする公正採用及びパワーハラスメント防止を含む法令遵守・公務員倫理の保持に関する研修を実施した。（２）平成２７年１月に署所長会議を開催し、公正採用及びパワーハラスメント防止を含む法令遵守・公務員倫理の保持に関する指示を徹底するとともに、２月に庶務担当課長会議を開催し、非常勤職員の公正採用についての指示徹底を図った。（３）今回の処分を受け、本日、改めて署所長会議を緊急招集し、法令遵守と公務員倫理の保持の再徹底を行った。